内科だからできる不眠治療ご存知ですか?世田谷区経堂やまうちクリニックが睡眠に関するお悩みに応えるため「不眠外来」を立ち上げました
世田谷区経堂「やまうちクリニック(https://yamauchiclinic.com)」は2023年10月「不眠外来」を開始しました。
やまうちクリニックは、地域に根差したホームドクターとして多くの患者さんを診療させていただいてまいりました。そんななかでも、睡眠に関するお悩みの相談をいただくことは多々あります。内科だからできる、うつや精神疾患が原因ではない「現代独特の生活習慣が原因の不眠」と「加齢=エイジングが原因の不眠」に取り組むべく、このたび不眠外来を立ち上げることにしました。
- 内科だからできる不眠治療
この外来は、うつや精神疾患が原因ではなく、30代以降の生活習慣や加齢が原因と考えられる不眠を対象としています。
まず、起床時間が不規則・日中の運動不足・外出頻度が少ないための日光浴不足・偏食・夜遅くまでスマホを見る、といった現代特有の生活習慣が原因となっている場合には、生活習慣改善の指導を行うことから始めます。そして多くの潜在的な患者がいると推計され、おもに加齢が原因と考えられる「睡眠時無呼吸症候群」の治療を、内科クリニックとして、お気軽に相談・検査・治療していただけるような体制を整えました。
必要な方には睡眠薬の処方も行っておりますが、一般的によく知られた副作用の強い薬剤ではなく、自然な眠りを誘うホルモンと同じ作用のある薬を利用して睡眠誘導したり、睡眠を維持する薬のうち習慣性がないとされている薬剤を使用することで、いずれ薬物治療が不要になる不眠治療を行うことを目指します。内科だからできる、不眠症治療に正面から向き合っていきたいと考えております。
- ぐっすり眠れないことの弊害
睡眠の役割は、①睡眠初期の深い睡眠の時に成長ホルモンの分泌を促し、体のあらゆる細胞を修復することで健康を維持・増進する、②脳のごみ(βアミロイドなど)を洗い流し、神経ネットワーク(シナプス形成)を促進することで記憶力を改善し認知症を予防する、といった究極の老化予防=アンチエイジングです。
ぐっすり眠ることでアクティブになり、認知症予防の効果も期待できます。眠れないことで気持ちも後ろ向きになりストレスも溜まり、日中のアクティビティが減ることで体重の増加、生活習慣病の悪化など、悪循環に陥ります。ぐっすり眠れないことは、健康であるための大きな障害となります。
- 睡眠時無呼吸症候群の危険性
睡眠時無呼吸症候群は「いびき」が大きくなるだけではなく、重症化すると命の危険もある病気です。仕組みとしては、老化すると太ったり喉の筋力が落ちることで、就寝中に気道が狭くなります。気道が狭くなり呼吸が止まった状態になると、血中の酸素濃度が低下して、身体に大きな負担がかかります。それにより、動脈硬化や心不全などを合併するリスクも高くなります。また、日中も強い眠気が起こるようになり、交通事故など重大なトラブルに巻き込まれるリスクも大きくなります。
- 当院の不眠治療
生活習慣の指導の徹底、最終的には離脱を目的とした薬物治療のほかに、睡眠時無呼吸症候群に対しては持続性陽圧呼吸療法(CPAP)を、また不眠に伴う様々な弊害に対してアンチエイジング目的に成長ホルモン補充療法をご希望の場合には行います。
- 地域医療として不眠に向き合う
世田谷区経堂、ならびに小田急線沿線から来院いただく患者さんを診察させていただくなかで、内科として不眠症の治療に向き合うことは、究極のアンチエイジング対策を行うことになり、結果として地域や沿線の健康を守ることに繋がると思うようになりました。「いびきが大きい」「起きてもすっきりしない」などのお悩みでも構いません。ぜひ、ご相談いただければと思います。
- クリニック概要
クリニック名:医療法人社団梢愛会やまうちクリニック
院長:山内忠男
所在地:〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-22-16
TEL:050-3146-4284
最寄駅:小田急線経堂駅から徒歩約1分
診療時間:9時〜20時半(不定休)
WEBサイト:https://yamauchiclinic.com
引用:PR TIMES