フランスベッドのマットレス9選。価格別のおすすめと特徴を解説
フランスベッドのマットレスは、独自機能・素材を使用したものも多く、一般家庭から一流ホテルまで広く愛用されています。
では、フランスベッドのマットレスのどのような点が人気なのでしょうか?
人気の理由や特徴、おすすめの商品を紹介します。
- フランスベッドが人気の理由
- フランスベッドの特徴
- 価格帯別フランスベッドマットレス
- 質の良い睡眠を求めている人
- 高品質なマットレスを求めている人
- 日本製マットレスに興味がある人
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フランスベッドが人気の理由
フランスベッドは、一般家庭はもちろんのこと帝国ホテルやホテルニューオータニなど、一流ホテルでも導入されています。また、医療や福祉の現場でも工夫を凝らしたベッドで支持を得ているのです。
フランスベッドが人気の理由はどこにあるのでしょうか?その理由を探ると、フランスベッドがベッドやマットレス作りにかける思いが見えてきます。
国産ベッドメーカーのパイオニア
フランスベッドは、戦後復興期である1949(昭和24)年に誕生しました。当初は、欧米のベッド文化を日本に取り入れるべく、日本人に向けた分割ベッドを製作・販売します。これにより、布団文化であった日本人にベッドで眠るスタイルが広く知られるようになりました。
その後、日本人向けのマットレスも販売され、ベッドの普及に貢献したといわれています。フランスベッドは、『日本のベッド文化のパイオニア』といえるでしょう。
現在では一般的なベッドやマットレスはもちろんのこと、介護用ベッドや電動リクライニングベッド、海外の高級ブランド家具の製作・販売も手掛けています。
日本人に合ったマットレス
フランスベッドは、創業当時から『日本人の好みに合わせたベッド作り』を追求していることが人気の理由です。
フランスベッドのマットレスは、一般的なものと比べると硬めといわれています。それは、日本人が敷き布団のような硬い寝心地を好むことから、あえて硬めの作りにしているのです。
また、ベッドやマットレスは一貫して『国内生産』にこだわっています。
昨今では珍しい職人による手作業の工程も多く、一つ一つ細かく品質がチェックされているのです。
ゼルト ZT-030 シングル ¥ 40,909
商品詳細 ショップへ行くフォールドエアFD-W01 シングル ¥ 24,510
商品詳細 ショップへ行くマットレスを選ぶためのポイント
マットレスを選ぶ際に、どのようなことを重視したらよいのでしょうか。価格やデザインも大切ですが、毎日使うことを考えると『寝心地』は特に重要なポイントといえます。
寝心地のよいマットレスを選ぶためのポイントをチェックして、毎日の眠りを快適なものにしましょう。
スプリングの種類から選ぶ
マットレスに使われる『スプリング』の種類によって寝心地は変わります。スプリングは、大きく分けると『ボンネルコイル』『ポケットコイル』『ノンコイル』の3種類です。
ボンネルコイルは、らせん状のスプリングが連なることで一つの土台を作っています。『面』で体を支えてくれることで、安定感のある寝心地が特徴です。
ポケットコイルは、スプリングが一つ一つポケットに包まれています。体の動きや重さに合わせてスプリングが独立して沈むため、フィット感のある寝心地です。
ノンコイルは、スプリングを使用しません。低反発・高反発マットレスやラテックス、ウォーターベッド、エアベッドなどが該当します。金属を使用しないことで廃棄時の環境負荷が少なく、廃棄しやすいことが特徴です。
体型や寝る姿勢に合った硬さ
マットレスの硬さは、寝心地を決める大事なポイントです。体型や寝る際の姿勢に合わせて硬さを選ぶことで、自分に合うものを見つけやすいといわれています。
例えば男性のように筋肉量や体重が多めの体型の人は、マットレスが柔らかすぎると体が沈みがちです。体をしっかり支えてくれる硬めのものががよいといわれています。
反対に女性や子どものように筋肉量や体重が少なめの人は、硬すぎると体が沈みこまず、背中や腰に負担がかかる恐れがあります。体をしっかり受け止めてくれる柔らかめを選ぶとよいでしょう。
また、仰向けで寝る人は普通、うつ伏せで寝る人は硬め、横向きで寝る人は柔らかめのマットレスが向いているといわれています。
用途に合わせたサイズ
マットレスのサイズは、基本的にシングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キングがあります。使う人の体の大きさや人数に合わせてサイズを選ぶことも、大事なポイントです。
1人で寝る場合はシングルが向いています。ゆったり眠りたい人や体が大きい人は、セミダブルやダブルを検討するとよいでしょう。
夫婦や子どもと一緒に寝る場合は、大きめのクイーンやキングがおすすめです。
ただし、部屋の広さによっては搬入が難しいこともあるので、その場合はシングルやダブルを二つ並べることで同様の大きさを確保する方法もあります。
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フランスベッドの特徴
フランスベッドのマットレスは、心地よい寝心地を叶えてくれるといわれています。ここでは、フランスベッドのマットレスならではの特徴を見ていきましょう。
オリジナルの3層構造
フランスベッドのマットレスは、ソフト層・支持層・クッション層からなる『3層構造』が特徴です。
肌に触れる部分に近いソフト層は、吸湿性や抗菌性に優れた素材を使用しています。ふかふかとした触り心地で、横になったときに心地よさを感じられるでしょう。
体圧を分散させ、マットレスのへたりを軽減させる働きを持っているのが、ソフト層とクッション層に挟まれた支持層です。腰や背中など体重がかかりやすい部位を支え、睡眠時の体勢を正しく維持する効果が期待されます。
全ての層の土台にあたるクッション層は、寝返りや腰掛けたときの振動を吸収する役割です。揺れを感じにくいことで、安定した寝心地をキープしてくれるでしょう。
優れた通気性と耐久性
フランスベッドのマットレスは、一般的なスプリングマットレスよりもスプリングが並ぶ密度が高いことで『耐久性が高い』ことが特徴です。揺れや振動を感じにくく、安定した寝心地が得られるでしょう。
また、快適な寝心地のために必要な『通気性』にも優れています。湿気や寝汗がマットレスの中にたまりにくく、睡眠中に不快な蒸れを感じにくいでしょう。
蒸れにくいことでカビやダニなどの発生を抑制し、マットレスを清潔に保ちやすいことも特徴です。
フランスベッドの人気の機能
マットレスを購入するときに寝心地や価格に加えて、『機能面』を重視したいという人も少なくありません。ここではフランスベッドの人気の機能をチェックしましょう。
国内で唯一生産される高密度連続スプリング
フランスベッドは、国内で唯一『高密度連続スプリング構造』のマットレスを製造しています。一般的なスプリングマットレスと比べると、スプリングの密度が約2.5倍も高いのです。
これにより腰や背中のような体圧がかかりやすい部位をしっかり支え、理想的な寝姿勢をキープしやすいといわれています。さらに、高密度でスプリングが編まれていることが、耐久性の高さにもつながっているそうです。
フランスベッドのスプリングは高密度連続スプリングだけでなく、スタンダードな『マルチラスハード』や薄型に圧縮した『マルチラススーパー』、硬さとしなやかさがある『デュラテクノ(DT)』のようにシリーズにより異なる機能があります。
ベッドの端まで使えるプロ・ウォール
一般的なマットレスは、寝返りを打ったときにマットレスの端が体重で凹んで転落してしまったり、ベッドフレームからずれたりしてしまうことがあります。
一方、『プロ・ウォール』という独自技術を使用したフランスベッドのマットレスは、マットレスを囲むようにウレタン素材『コールドキュアフォーム』を使用しており、寝返りを打ったときに周囲が凹むことがありません。体が落ちてしまう心配が少なく、端まで有効的に使えます。
また、マットレスの周囲が沈まないことで、マットレスを2台並べて使う際に継ぎ目が気にならないでしょう。
肌を乾燥から守るクラウディア
フランスベッドには、女性のためのベッドシリーズ『クラウディア』があります。植物から作った繊維『リフレス』を使用しており、しっとりした肌触りが特徴です。
一般的な繊維の水分率と比べると、リフレスは最高レベルの16%といわれています。これにより、寝ている間の肌に潤いを与え、乾燥から守る効果が期待できるのです。
加えてマットレス内の余分な湿気をコントロールする性質があり、蒸れにくいこともメリットといえます。肌の乾燥に悩む女性や肌が弱い人にぴったりのシリーズといえるでしょう。
通気性の高いブレスエアーエクストラ
『ブレスエアーエクストラ』は、フランスベッドと高機能商品の開発・製造を行う『東洋紡』が共同開発した新素材です。通気性に優れていることが特徴で、睡眠時の不快な寝汗や湿気を逃して、快適な睡眠環境を整えてくれるでしょう。
抗菌防臭機能は、安全性に関する規格『SEK基準』の認定を受けています。他に防ダニ加工もされているため細菌やダニなどが発生しにくく、マットレスの衛生を保ちやすいでしょう。
さらに、ポリエステル製の繊維ですが熱に強いため、電気毛布も使用可能です。
マットレスの中には熱に弱い素材もありますが、こちらは一定の温度であれば心配することなく使えるでしょう。
3万円以下のフランスベッドマットレス
フランスベッドのマットレスは、機能性に優れていることから価格設定も高めな傾向があります。価格は信頼の証と考えられますが、できれば手頃な価格で手に入れたいと考える人もいることでしょう。
ここでは「比較的安く、性能のよいマットレスを手に入れたい」という人に向けて、3万円以下で購入できるフランスベッドのマットレスを紹介します。
気軽に使えるエントリーモデル DE-P100
フランスベッドのネット通販向けブランド『La deuxieme(ラ・ドゥーゼム)』のエントリーモデルとなったマットレスです。フランスベッドのマットレスの中でも硬すぎない寝心地で、「初めてフランスベッドを試したい」「硬めのマットレスを使ったことがない」という人に向いています。
ベッドサイド部分がやや硬めの作りになっており、縁に座ってもへたりにくいことも魅力です。耐久性の高さやフィット感の高さも十分に感じられるでしょう。
ポケットコイルマットレスのため、圧縮されて小さな梱包で届くので、部屋の入口の大きさなどを気にする必要もありません。
三つ折りで簡単収納 FD-W01
マットレスをベッドではなく、フローリングや畳に直接敷いて使いたいという人もいるのではないでしょうか?そのような人におすすめの折りたためるマットレスです。
スプリングマットレスですが三つ折りにたたむことができ、特殊技術により折り目がつきません。折り目部分に体が沈むことがなく、安心感のある寝心地を満喫できるでしょう。
約11cmと厚みもしっかりあるため、床に敷いて使用しても体が床に着く感覚はないといえます。重さは約12kgと、上げ下げが負担になりにくい仕様です。
超薄型ながらも快適 JM-101S
二段ベッドや引き出し付きのベッドのような背の高いベッドでは、分厚いマットレスは転落の恐れがあります。このマットレスは、『厚さ約10cm』と超薄型のため問題なく使用可能です。
薄型マットレスではありますが、中身は高密度連続スプリングを採用しています。体圧がかかりやすい部位もしっかり支えて、寝返りもサポートしてくれるでしょう。
しっかりした構造で耐久性があり、また通気性に優れたスプリングマットレスのため、汗かきの人や体温が高めの子どもの使用に向いているのではないでしょうか。
6万円前後のフランスベッドマットレス
続いては6万円前後で購入できるマットレスを紹介します。この価格帯は、フランスベッドのマットレスの中でも定番の商品が多く、「どのマットレスを購入したらいいか分からない」という人は要注目です。
定番のマットレス ZT-030
高密度連続スプリングの『ZELT スプリング』を採用しているスタンダードモデルで、硬めの寝心地のマットレスです。フランスベッド独自のコイル形状で、1.85mmの太めのワイヤーのため、耐久性・安全性に優れているでしょう。
しなやかな弾力が特徴で、硬めの寝心地ながらも体に負担を感じにくいといわれています。表面には伸縮性のある『ニット生地』を採用しており、肌触りに優れていることもポイントです。
フランスベッドの特徴である通気性のよさに加えて、防ダニ・抗菌・防臭加工がされていることで、マットレスを清潔に保ちやすいでしょう。
ゼルト ZT-030 シングル ¥ 40,909
商品詳細 ショップへ行くゼルト ZT-030 セミダブル ¥ 45,263
商品詳細 ショップへ行くゼルト ZT-030 ダブル ¥ 50,000
商品詳細 ショップへ行く硬めを好む日本人向け J-rest
家具・インテリアの通販サイト『LOWYA(ロウヤ)』とコラボにより誕生したマットレスです。日本の気候、日本人の体型や睡眠スタイルなどを分析して作られています。
中でも硬さには強いこだわりがあり、『敷き布団で寝たときのような硬めの寝心地』に近づけているそうです。硬さはスタンダードとプレミアムハードの2種類から選べます。
高密度連続スプリングの周囲を不織布・樹脂綿・ウレタン・不織布・フェルト・熟成パームパッドの6層で包み込み、表面を3Dウェーブキルトにすることで、快適な触り心地も叶えてくれるでしょう。
吸湿・保湿性が高い MH-050
高級ベッドに使用されることもある『ウール』入りのマットレスです。
ウールは吸湿性に優れており、マットレスの中に蒸れがたまりにくいといわれています。寝汗や体温による湿気が発生しても、ウールが素早く吸湿してくれるので、朝までサラサラとした気持ちよい環境で眠ることができるでしょう。
また、ウールは保温性にも優れています。暖かい空気を逃しにくいため、冬でもしっかり体を暖めてくれるでしょう。
冷え性の人や汗かきの人に向いているマットレスといえます。
本格的なフランスベッドマットレス
「せっかくマットレスを買い替えるならよいものが欲しい」と考える人もいるでしょう。ここでは、フランスベッドの中でも本格的な商品を紹介します。よいものを長く使いたい人におすすめです。
スタンダードモデル LT-300N
こちらはフランスベッドのマットレスの中でもスタンダードなライフトリートメントシリーズのモデルで、「フランスベッドのマットレスでどれを買えばいいか悩む」という人におすすめです。
硬さは、ハード・ミディアム・ソフトの3種類から選べます。ハードは骨格が大きい人や男性、ミディアムは平均的な体格の人、ソフトは女性や横向きで寝る人など、自分の体格や寝姿勢に合うタイプを見つけましょう。
マットレスのサイドには、通気性をよくするためにベンチレータータイプの『通気孔』が付いています。これにより、マットレス内の湿気をスムーズに外に逃せるので、衛生面でも安心でしょう。
さらに機能にこだわるなら LT-750N AS
こちらは、スタンダードな『LT-300N』の機能面を向上させたマットレスです。中材に吸湿保温性に優れた『ウール』を使用しており、夏は蒸れを感じにくく冬は暖かい寝心地を満喫できるでしょう。
さらに、表面生地には温度調整機能がある『PSM』という特殊繊維を使用しています。暑い季節は温度が上がりにくい機能のあるCOOL面、寒い季節は温度が下がりにくい機能のWARM面で心地よい寝心地をキープする効果が期待できるのです。
マットレスの端のスプリングごと包み込んだ進化したプロ・ウォール技術によって、マットレスの端までしっかりと使えるため、2人で寝る場合や寝相が悪い人に向いているかもしれません。
女性におすすめ CL-BAE
柔らかな寝心地を生み出す『ブレスエアエクストラ シルキー』と、しなやかな弾性があるスプリング『ZELT-EX』を組み合わせることで、女性が好む寝心地を追求したマットレスです。
男性に比べると体重が軽く筋肉量が少ない女性は、柔らかなマットレスが合うといわれています。このマットレスは、女性に合う柔らかさと寝返りをサポートしてくれる弾力を両立した特殊素材を使用しており、女性の快適な眠りを実現してくれるでしょう。
表面には、潤い繊維『リフレス』を採用しており、寝ている間も肌を乾燥から守ってくれる効果が期待できます。しっとりと優しい肌触りが嬉しいポイントです。
まとめ
フランスベッドは、国内生産にこだわる日本のベッド・マットレスメーカーです。
日本人に合うベッド・マットレス作りにこだわっており、特に硬めのマットレスを好む人と相性がよいメーカーといえるでしょう。
多彩なマットレスを取り扱っている上に独自機能を持つものも多いため、自分が睡眠に求めているものは何か、どのような機能があると嬉しいかなどを考えてから探すことをおすすめします。
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