枕の選び方とおすすめ4選|高さ・硬さ・素材で選ぶ失敗しない枕比較ガイド


枕は「合う・合わない」がはっきり出る寝具の一つです。
高さが合わないと首に負担がかかり、硬さが合わないと肩こりや寝返りのしづらさにつながります。素材によってもフィット感が大きく変わるため、自分に合った枕選びが睡眠の質を左右すると言っても過言ではありません。
とはいえ、枕にはウレタン・パイプ・羽根・ラテックスなど多くの種類があり、形状・調整機能もさまざま。
「結局どれが自分に合うの?」と迷ってしまう方も少なくありません。
そこで本記事では、Sleepee編集部が実際に試した4つの人気枕
(エマ・ピロー/NELLまくら/コアラピロー/雲のやすらぎドクタープレミアム枕)を比較しながら、
高さ・硬さ・素材の選び方のコツをわかりやすく解説します。
あなたにぴったりの1つが見つかるよう、特徴・向いている人・注意点まで丁寧にお伝えします。
枕の種類は高さ・硬さ・素材で大きく変わる|まずは3つの基準を知っておこう


枕にはさまざまな種類がありますが、選ぶときに重視すべきポイントは「高さ」「硬さ」「素材」 の3つです。
枕は、睡眠中の首を正しい姿勢に保つ役割があります。高さが合わないと首に負荷がかかり、硬さが合わないと肩こりや寝返りのしづらさにつながります。素材によってもフィット感や通気性が変わるため、自分の体格・寝姿勢・好みに合うものを選ぶことが大切です。
● 高さ
理想的なのは、立っているときの姿勢に近い「首の自然なカーブ」を保てる高さです。仰向け・横向きで適正な高さは異なり、枕によっては高さ調整できるモデルもあります。
● 硬さ
柔らかい枕は包み込む感覚があり、硬めの枕は頭が沈み込みにくく寝返りがしやすい特徴があります。好みだけでなく、体格や寝姿勢との相性も重要です。


● 素材
ウレタン・パイプ・羽根・ラテックスなど、素材によって反発力やフィット感は大きく異なります。通気性の良さや耐久性、洗えるかどうかもポイントになります。
自分に合う枕を選ぶことで、睡眠中の首・肩への負担が軽減され、朝のスッキリ感が大きく変わります。
次の章では、この基準をもとに 人気の4製品をわかりやすく比較 していきます。


人気の4つの枕を比較|高さ・素材・寝心地の違いを一覧でチェック
枕を選ぶときに重視したい「高さ」「硬さ」「素材」「フィット感」を中心に、人気の4商品を比較しました。
| 項目 | エマ・ピロー | NELLまくら | コアラピロー | 雲のやすらぎ ドクタープレミアム枕 |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | ||||
| 素材 | 高反発ウレタン(Diamond Degree) | 低反発+高反発の2層ウレタン | オープンセルウレタン(反発強め) | 極厚ウレタンフォーム(医師監修設計) |
| 高さ | 6段階の高さ調整が可能 | 4段階の高さ調整 | 低め・高めの2サイズ | 固定(やや高め) |
| 硬さ | やや柔らかめ〜中間 | 中間 | 中間〜やや硬め | やや硬め |
| 通気性 | 高め(熱を逃がしやすい素材) | 普通 | 高め(オープンセル構造) | 普通 |
| 洗濯 | カバーのみ洗濯可 | カバーのみ洗濯可 | 本体・カバーともに洗濯可 | カバーのみ洗濯可 |
| 特徴まとめ | 温度調節×調整機能が魅力 | 首の自然なカーブを支えやすい | 寝返りしやすく体格幅の相性◎ | 首肩サポートに特化した構造 |
4つの枕はいずれも合う人が異なります。
高さ調整のしやすさを求めるなら→ エマ・ピロー、NELLまくら、
寝返りのしやすさ重視なら→コアラピロー、
首〜肩のサポート感を求めるなら→ 雲のやすらぎ ドクタープレミアム枕 のように、
寝姿勢や体格によって相性が変わります。
ここからは、それぞれの枕の特徴をより詳しく見ていきましょう。
エマ・ピロー|高さ調整とフィット性に優れた多層ウレタン構造が魅力


エマ・ピローは、3種類のウレタンフォームを重ねた多層構造の枕です。
低反発ゲルフォーム・低反発フォーム・ソフトウレタンの3枚を自由に入れ替えることで、
仰向け・横向きなど、寝姿勢に合わせて自分好みの高さに調整できるのが最大の特徴です。
1層目の低反発ゲルフォームには冷却ジェルが含まれており、睡眠中の熱を吸収して蒸れを軽減。
夏場でも頭部が熱こもりしにくい点は大きなメリットです。
反発性は“やや柔らかめ〜中間”程度で、沈み込みすぎない絶妙な弾力感があります。
メリット
- 高さ調整が簡単で、誰にでも合わせやすい
- 仰向け・横向きどちらでも姿勢が整いやすい
- もっちり柔らかいのに沈み込みすぎず、寝返りがしやすい
- ワイドサイズでゆったり使える
- 通気性が高く蒸れにくい
- 3年保証で安心
デメリット
- 通常価格はやや高め
- かなり硬め/かなり柔らかめが好きな人は合わない可能性あり



エマ・ピローは、素材の違う3層フォームを入れ替えるだけで高さを自由に調整できる、汎用性の高い枕です。
寝姿勢の変化に柔軟に対応し、ウレタンながら蒸れにくい設計もポイント。フィット感とサポート力のバランスが良く、“失敗しにくい枕” の代表格といえます。
特に「自分に合う高さがわからない」「仰向け・横向きの両方で使いたい」という方には、非常に相性が良い枕です。
NELLまくら|点で支えるファイバー構造で安定感と通気性を備えたバランス型


NELLまくらは、反発力の高いファイバー素材を円柱状に独立させた構造が特徴です。
“面”ではなく“点”で頭を支えることで、沈み込みすぎず、寝返りや睡眠中の動きをしっかりサポートします。
首元はアーチ形状になっており、仰向け・横向きどちらの寝姿勢でも自然なカーブに沿ってフィット。さらに、付属の高さ調整シートで4段階の高さ調整ができるため、体格や寝姿勢に合わせて細かく自分仕様にカスタマイズできます。
メリット
- 点で支えるファイバー素材で 安定感+反発を両立
- 横向き・仰向けどちらにも合う アーチ形状
- 4段階の高さ調整で、体格に合わせやすい
- 枕本体ごと丸洗いOKで衛生的
- 通気性が高く、蒸れを感じにくい
- 寝返りをサポートする弾力性
デメリット
- ウレタンの“包み込まれる感じ”が好きな人には物足りない可能性
- 反発感が苦手な人にはやや硬めに感じることも



NELLまくらは、点で支える独自構造による安定感と通気性の高さが際立つモデルです。ファイバーの適度な反発力により、寝返りのしやすさは4製品の中でもトップクラス。
アーチ形状が首のラインを自然に支えてくれるため、首肩の負担を減らしたい人に非常に相性が良い枕といえます。
丸洗いできる衛生性の高さも大きな魅力で、汗をかきやすい方やアレルギー対策を重要視する方にも安心して使えるモデルです。
コアラピロー|ゲル入り低反発とゾーニング構造で首肩をしっかり支える


コアラピローは、日本の気候やライフスタイル、日本人の体型を徹底的に研究して開発された枕です。100%ポリウレタンゲルフォームを採用したゲル入り低反発素材により、柔らかさだけでなく適度な弾力性を兼ね備えている点が特徴。さらに枕全体に設けられた大・小の通気孔が熱・湿気を逃がし、睡眠中の頭部を快適な温度に保ってくれます。
また、頭部と首・肩のエリアを分けて支える“ゾーニング製法”により、どの寝姿勢でも理想的な角度を維持しやすい設計。寝返りをしても姿勢が崩れにくく、サポート感と快適性を両立したモデルです。
メリット
- ゾーニング構造で首〜肩の負担を軽減
- ゲル入り低反発で温度調節しやすく蒸れにくい
- 大・小の通気孔で通気性が高い
- CertiPUR-US®認証の高品質素材
- テンセル™カバーで肌触りが良く、吸湿・放湿性に優れる
- 120日間トライアルで失敗しにくい
デメリット
- 高さ調整ができないため、好みがハッキリ分かれる
- 幅がそこまで広くないため、エマピローほどの“ワイド感”はない



コアラピローは、ゲル入り低反発素材の柔らかさに、ゾーニングによる首・肩サポートを組み合わせた、バランスの良い機能性枕です。
寝姿勢が安定しやすく、横向きでも仰向けでも理想的な角度を保ちやすい構造はとても魅力的。
一般的な低反発枕よりも蒸れにくく、さらに本体まで洗える衛生設計も強み。「低反発のフィット感が好きだけど蒸れが気になる」「首肩をしっかり支えてほしい」という方には、非常に相性の良い枕といえます。
雲のやすらぎ Dr.Bones Pillow|“2層3D構造”採用の新発想まくら


雲のやすらぎ「Dr.Bones Pillow」は、代官山山口整骨院・院長で柔道整復師の山口良純先生監修のもと開発された、“骨格サポート発想”の新しい枕です。特許出願中の 2層3D構造 により、首・肩の自然なカーブを正しく支えながら、顔まわりの圧力をやさしく分散する設計が特徴。
枕内部は静音性にも配慮されており、寝返り時の“カサつき音”がほとんど気にならない仕様。さらに、化粧品として届け出されている美容繊維 ラフィナン®カバー を採用し、肌・髪をいたわりながら眠れる点もユニークなポイントです。
メリット
- 首・肩のカーブを自然に支える立体構造
- 横向き寝でも頬の圧が分散されやすい
- 寝返り時に音がほとんどしない静音設計
- ラフィナン®カバーの美容効果
- うつ伏せを含む多様な姿勢に対応しやすい
- 丸洗い可能で衛生的
デメリット
- 高さ・サイズの選択肢が1種類のみ
- 価格は枕としてはかなり高めの3万円台



Dr.Bones Pillowは、“首・肩を正しい位置に導く”ことを目的にしたサポート設計が強みの枕です。
仰向け・横向きどちらでも姿勢が整いやすく、頬の圧が分散される構造は他にはない特徴。
支え感はしっかりしているため、柔らかい枕が好みの方には向きませんが、「安定感」「骨格サポート」「静音性」「美容素材」という複数の要素が合わさった、快適性と専門性を兼ね備えたプレミアム枕と言えるモデルです。
4つの枕を比較してわかったこと
高さ調整・フィット感・寝返り・通気性…枕選びのポイントは「自分の悩みとの相性」
今回比較した4つの枕は、いずれも睡眠の質を高めるための工夫が凝らされていますが、特徴や得意分野はそれぞれ異なります。
各モデルの個性を簡潔にまとめると、次のような違いがあります。
● エマ・ピロー:高さ調整の自由度が抜群。迷ったらこれ
- 3層フォームを入れ替えることで細かく高さを調整できる
- 仰向け・横向きどちらにも対応しやすい万能型
- 柔らかすぎず硬すぎないバランス設計
→「高さ選びに失敗したくない」「合う枕がなかなか見つからない」人に最適
● NELLまくら:寝返りのしやすさと通気性の高さが魅力
- 反発力のあるファイバー素材が動きにしっかり追従
- 点で支えるため安定感があり、蒸れにくい
- まくら本体を丸洗いできて衛生的
→「寝返りが多い」「首肩に負担をかけたくない」「通気性重視」な人に合う
● コアラピロー:フィット感の高さ × 温度調節のしやすさ
- ゲル入り低反発が頭の形にフィットしつつ、蒸れを軽減
- ゾーニング製法により首・肩を自然な角度でサポート
- 洗える素材で衛生性も確保
→「低反発のフィット感が好き」「蒸れにくい枕が欲しい」人におすすめ
● 雲のやすらぎDr.Bones Pillow:専門家監修“骨格サポート”で姿勢を整えたい人に
- 首・肩のカーブを立体的に支える2層3D構造
- 横向き寝でも頬の圧が分散され、負担を軽減
- 静音性が高く夜間の寝返りも快適
- ラフィナン®カバーで美容効果も
→「安定感重視」「朝の首肩の重さが気になる」「美容面も気にしたい」人に向く
総合すると・・・
- 迷ったら失敗しにくい → エマ・ピロー
- 寝返りが多い人 → NELLまくら
- フィット感と蒸れにくさを重視 → コアラピロー
- 首肩のつらさ・姿勢改善を狙う → Dr.Bones Pillow
という棲み分けになります。このように4つの枕にはそれぞれ明確な違いがあるため、「自分が改善したいポイント」を基準に選ぶことが、枕選びで失敗しないコツです。
【FAQ|枕選びでよくある質問】
気になる疑問をまとめました
- 枕はどうやって選べばいいですか?
-
枕選びでは「高さ」「硬さ」「素材」の3つが基本です。自分の体格・寝姿勢・好みに合わせて、首の自然なカーブを保てるものを選びましょう。
- 横向き寝に合う枕ってどんなもの?
-
肩と首のすき間を埋められる“やや高め”の枕が合いやすいです。横向きで呼吸がしやすい角度をつくれるかどうかがポイントです。
- 首や肩がこるのは枕が原因ですか?
-
原因のひとつになり得ます。高さが合わないと首の角度が不自然になり、筋肉に負担が蓄積しやすくなります。
- 蒸れにくい枕を選ぶには?
-
通気性の良い素材(ファイバー・穴あき構造ウレタンなど)を選ぶと快適です。汗をかきやすい人、夏場に暑苦しさを感じる人は通気性を必ずチェックしましょう。
- 高い枕と低い枕、どっちが良い?
-
正解は「その人の体格次第」です。
- 肩幅が広い → やや高め
- 華奢な体型 → 低め
- 横向き → 高め
- 仰向け → 中〜低め
高さ調整できる枕を選ぶと失敗しにくくなります。
- 枕はどれくらいで買い替えるべき?
-
2〜3年が目安です。へたり・形崩れ・においが出てきたら交換タイミングです。
【まとめ】自分に合う枕を選ぶことが、睡眠の質を大きく変える
枕選びは「高さ・硬さ・素材」のバランスによって、寝姿勢や首の角度が変わり、睡眠の質にも直結します。今回比較した4つの枕は、それぞれ異なる特徴を持ち、悩みに合わせて選びやすいラインナップでした。
- 高さ調整の自由度がほしいなら → エマ・ピロー
- 寝返りしやすさと通気性を重視するなら → NELLまくら
- フィット感と蒸れにくさを両立したいなら → コアラピロー
- 首・肩の負担を減らしたい、姿勢を整えたいなら → Dr.Bones Pillow
枕は「これが正解」というものがあるわけではなく、体格・寝姿勢・好みによって相性が大きく変わります。
もしどれを選ぶか迷っているなら、まずは“自分がどんな悩みを解消したいか”を基準にすると、自分に合った一つが見つかりやすくなります。
毎日使う枕を見直すことは、睡眠の質を高めるための大切な第一歩です。本記事が、あなたにぴったりの枕選びの手助けになれば幸いです。











