ベッドを選ぶ際にチェックしたいこと。人気ブランドからおすすめまで
ベッドは疲れを和らげる場所ですが、使い勝手が悪いと余計なストレスをためる原因になりかねません。自分にぴったりなベッドを選ぶには、いくつかのチェックポイントを押さえておきましょう。ベッドを選ぶポイントや、人気のアイテムを紹介します。
ベッドの魅力って?
ベッドは家具の中でも大きく気軽に購入しづらいため、興味があっても購入をためらっている人もいるでしょう。
床に布団を敷いて寝るスタイルにするかベッドを利用するか迷っている人向けに、ベッドを使用するメリットを紹介します。
寝具の出し入れの手間がない
ベッドを使用すると、寝具を出し入れする手間がないところがメリットです。
朝は朝食や出かける準備などで時間をとられがちなため、ついつい布団を敷きっぱなしにしてしまう人もいるでしょう。布団の上げ下ろしが面倒だと感じる人は、ベッドの利用をおすすめします。
起きた後布団を畳んで押し入れにしまったり、寝るときに床に敷いたりする動作が必要なくなるため、布団を敷いて寝るときよりも時間をかけずに済みます。
ほこりを吸い込みにくい
寝具がほこりを吸い込みにくいところも、ベッドのメリットです。毎日こまめに掃除をしている場合を除き、床はほこりがたまりやすい状態になっています。
床に直接布団を敷いて寝る場合、床との距離が近くどうしてもほこりと接しやすくなってしまうところがデメリットです。その点、ベッドは床から高さがあるため、床に散らばっているほこりの影響を受けにくいといえます。
また、床からの距離がある分、湿気がこもりにくくカビが繁殖しづらいところもメリットです。
ベッドを選ぶポイント
次は自分に合ったベッドを選ぶために知っておきたいポイントを押さえていきましょう。
寝具売り場へ行くと、さまざまなデザインのベッドがあるため、どれを選ぶことが正解なのか迷ってしまいがちです。ベッドを選び始める前に、押さえておきたいポイントをまとめました。
サイズで選ぶ
ベッドを選ぶ際に、まず問題になるのがサイズです。ベッドのサイズは使用人数や部屋の広さによって変える必要があります。
広い部屋でゆったりとベッドを使いたい場合、大きいサイズを選んでもよいですし、ベッドをコンパクトにして部屋の広さを十分に確保したい場合は、あえて小さいサイズを選んでもよいでしょう。
ベッドのサイズは小さい順に、『シングル・セミダブル・ダブル・ワイドダブル・クイーン・キング』となっています。メーカーによって呼び名やサイズに若干の違いが生じる場合もありますが、6種類程度に分類されることが多いです。
高さで選ぶ
ベッドのサイズだけでなく、高さにもこだわりましょう。ベッドの脚の長さには個性があり、床からベッドまでの距離が30~40cm前後の比較的低いものもあれば、ロフトベッドのようにハイタイプのものも存在します。
一般的に、ベッドの高さが低いほどベッドに腰をおろしやすく、横たわりやすいです。ただし、ベッドの下に入れられるタイプの収納家具を使用したい場合は、収納家具が入る高さのものを選ぶ必要があります。
また、ベッドが高過ぎると落下したときに心配という場合は、低いものを選ぶようにしましょう。
収納力で選ぶ
部屋がそれほど広くない場合、ベッドを置くと収納スペースが足りなくなってしまうことがあるかもしれません。そんなとき、収納力のあるベッドを利用すれば、収納スペースを増やすことが可能です。
収納付きのベッドにもさまざまな種類があり、例えば、ベッドの下に引き出し付きのチェストが組み込んであるものや、跳ね上げ式でベッドの下全体にものを収納できるようになっているものなどがあります。
収納したいものや収納スペースの容量によってベッドを選ぶと、ものが多く片付かない部屋を整頓しやすくなるでしょう。
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自分に合うサイズはどれ?
ベッドにはたくさんのサイズがあるため、どれを選んだらよいか分からなくなってしまいがちですが、寝心地や体格によって大体のサイズを導き出せます。使用用途別に、おすすめのサイズをまとめました。
1人にぴったりのサイズ
ベッドを1人で利用する場合、シングルやセミダブルのベッドがおすすめです。シングルは幅が90~100cmほどの大きさで、セミダブルはシングルよりも幅が20~30cmほど大きく作られています。
体格が大きい人や、ゆったりと寝たい人はセミダブルを選ぶとよいでしょう。
また、全てのメーカーで作られているわけではありませんが、シングルよりも小さいスモールシングルやセミシングルと呼ばれるサイズもあります。狭い部屋にベッドを置きたい場合や、小柄な人は利用を検討してはいかがでしょうか。
2人で眠る場合
1つのベッドに2人で寝る場合、シングルでは寝返りを打つにも苦労します。寝る人の体格にもよりますが、ダブルもしくはワイドダブルがおすすめです。
幅が140~150cm程度あれば、2人でも窮屈さを感じづらいでしょう。さらに、ゆったりと眠りたい場合は、ワイドダブルよりも約20cm大きめに作られているクイーンのベッドを使用してもよいかもしれません。
ワイドダブルやクイーンのベッドを置くと圧迫感が気になる場合、できるだけ高さがないロータイプのベッドを選ぶことをおすすめします。
ライフスタイルに合わせて
2人で同じ寝室を使用する場合であっても、ライフスタイルの違いによって同じベッドを共有しにくいことがあるでしょう。例えば、生活する時間帯が違う場合はシングルのベッドを2つ導入した方が暮らしやすいこともあります。
また、ライフスタイルの変化を見越して、ベッドを選ぶ方法もおすすめです。子どもがある程度成長するまでベッドで一緒に寝る必要がある場合、最初から大きめのサイズを選びましょう。
クイーンサイズやキングサイズのベッドであれば、夫婦と小さな子どもの3人でも寝やすいです。
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ベッドのフレームタイプ
マットレスを除いたベッド本体をフレームといいます。自分に必要なサイズが分かったら、フレームのデザインも考慮しながらベッドを選びましょう。フレームのタイプ別の特徴や、おすすめの使い方を紹介します。
脚付きベッド
脚が4~6本ついているタイプのベッドは、スタンダードなベッドを使用したい人におすすめです。ベッドの床板の下に通気性を確保できるため、マットレスがカビにくい特徴があります。
また、ベッドの下に収納ボックスを入れるスペースがほしい人も、脚付きのベッドを利用しましょう。
隙間に入る大きさであれば、チェストやクローゼットには収納しにくい長さがあるものを収納できるところも魅力です。普段は使用しないものをベッドの下に収納すれば、その分部屋を広く使えます。
フロアベッド
フロアベッドは床に直接スノコを敷き、その周囲をフレームで囲っているタイプのベッドのことです。ベッドの面が床から近いため、天井が高く見えやすく圧迫感を与えにくい特徴があります。
構造上、フレームの中にスノコが落とし込まれていることになるため、フレームの内寸にぴったりのマットレスを選ぶことが必要です。
使い心地は床に直接マットレスを敷く感覚に近く、布団で寝ているような安心感を得やすいでしょう。
ロータイプ
ロータイプのベッドは名前の通り、ベッドの高さが低いものを指します。ベッドの脚がついていないタイプや、高さが低いものをローベッドに分類することが多いようです。
高さが何cmからロータイプという明確な基準は存在せず、メーカーによって解釈が違います。
フロアベッドとの違いは、マットレスを敷く面が床と接していないことです。床から床板までの高さプラス、マットレスを含めた高さが寝るときの位置になります。高いベッドを置くと圧迫感が出る場合や、落下が怖い人におすすめです。
収納付きベッド
収納付きベッドは、ベッドの下にチェストのような引き出しが付いているタイプや、床板が跳ね上がり、ベッドの下全体が収納になっているタイプのベッドを指します。
チェストが2段になっていて高さがあるタイプや、床版の一部分が開くようになっているタイプなどもあるので、好みによって選びましょう。
収納付きベッドを選ぶと、狭い部屋でもたくさんのものを収納できるところが魅力です。収納場所が足りなくなることを恐れてベッドを置くことをためらっている人や、収納場所を増やして部屋をすっきりとさせたい人におすすめします。
脚付きマットレスベッド
脚付きマットレスベッドは、マットレスに直接脚が付いているタイプのベッドです。ベッドフレームとマットレスが一体化しているため、別々に購入する手間がありません。見た目がシンプルで、すっきりとしているものを求めている人におすすめです。
マットレスが汚れたときや水をこぼしてしまったときなどに、マット部分だけを取り外してメンテナンスすることができませんが、プロテクターを利用することで本体が汚れることを回避できます。
また、ほとんどの場合ヘッドレスタイプとなっているため、ベッドにライトや小物を置きたいという人は使いにくいでしょう。
ソファベッド
ソファベッドは名前の通り、ソファとしても使える機能を持ったベッドのことです。3方向に柵がついているものや、折りたたみタイプのものなどがあります。
座ったときに背もたれになる部分があるデザインのものが多く、昼間はソファとして利用したい場合に活用するとよいでしょう。
寝室以外の場所に置いてあっても違和感が少ないため、普段はソファとして使用しゲストが利用する際のベッドとして活用する人も少なくありません。狭い部屋を有効活用したい人や、ベッドの置き場に困っているときにおすすめです。
ヘッドボードのタイプとは?
ヘッドボードはベッドに寝たとき、頭の方にある板のことです。さまざまな形状のものがあり、棚やライトが付属しているなどの工夫がされていることも少なくありません。
ヘッドボードのデザインにもこだわると、使い勝手のよさがアップします。タイプ別の違いやメリットを見ていきましょう。
フラットタイプ
ヘッドボードにフラットな板がデザインされているベッドは、見た目のシンプルさが魅力です。1枚板になっているシンプルなタイプだけではなく、柵や格子状になっているものなど、デザイン性が高いものも豊富に見つかります。
ベッドの近くに棚やサイドテーブルなどを置くスペースを確保できる場合、フラットタイプを選んでも特に困ることはないでしょう。
また、ヘッドボードにもたれかかってリラックスしたい人にも、フラットタイプがおすすめです。ヘッドボードが生地で覆われているものや、後からカバーを取り付けられるデザインになっているものもあります。
宮付きタイプ
宮付きはヘッドボードに棚がついているタイプのことで、スマホ・本・メガネなどベッドまわりに置いておくと便利なものを収納できる作りになっていることが特徴です。
ライトやコンセントが内蔵しているものもあり、寝る前に読書やスマホの充電をしたい人にとって便利なものが多く見つかります。
気に入っている小物を飾るスペースがほしい人や、ベッドから手が届く範囲に薬やメガネなどの必需品を収納したい人にもおすすめです。
棚の奥行きがあるものを選ぶと、必然的にベッドの全長が長くなってしまうため、部屋のスペースと相談しながら選びましょう。
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ベッドのマットレスの選び方
ベッドを選ぶ際にはフレームのデザインだけでなく、マットレスの性能にも注目しましょう。
マットレスには沈み込みが浅く硬い寝心地のものや、反対に沈み込みが深く柔らかいものなどがありますが、この感触の違いは内部の構造や詰め物の違いによるものが大きいです。マットレスを選ぶときのポイントを紹介します。
構造の違い
マットレスの内部構造には、『ボンネルコイル・高密度スプリング・ポケットコイル』などの金属製のものがあり、それぞれ特徴が違います。
ボンネルコイルは一般的に広く普及しているタイプで、連結したスプリングが面となって体を支えるため、寝心地が安定していることが特徴です。
高密度スプリングはボンネルコイルの密度をより高めたもので、どちらかというと硬い寝心地は硬めで耐久性に優れています。
ポケットコイルは独立したスプリングが体を点で支えるように沈み込むため、体圧分散に優れているところが魅力です。
また、内部構造を使用しないものをノンコイルといい、『高反発ウレタン・低反発ウレタン・ウォーターベッド・エアベッド』などが該当します。
好みの硬さも確認
内部構造にボンネルコイルや高密度スプリングを使用しているマットレスは体を面で支えるため、どちらかというと硬い寝心地だと感じる人が多いです。
ポケットコイルは柔らかめの寝心地が好きな人や、寝返りによる振動を抑えたい人におすすめですが、ウレタンフォームのように体をしっとりと包むような柔らかさとは異なります。
内部構造に金属を使用しているものは、たとえ同じ名前であってもメーカーによってスプリングの太さや硬さが異なるため、できれば実際に寝転んで好みの寝心地かどうかを確認しましょう。
ベッドの人気ブランドは?
確かな品質のベッドを求めるのであれば、多くの人に人気があるブランドのベッドを比較対象にすると選びやすいでしょう。品質の高さに定評があるベッドメーカーの、人気ブランドを紹介します。
アメリカで誕生「シーリー」
『シーリー』は1881年にアメリカで生まれたベッドブランドです。寝心地にこだわった高級ベッドを展開し、国内外の一流ホテルで使用されていることも少なくありません。
整形外科医と連携を図り、心地よい眠りを科学的に追及していることが特徴です。
荷重に応じて反発力が変わる『ポスチャーテックコイル』を開発し、米国特許を取得しています。清潔感にもこだわり、ベッドマットレスではシーリーだけが抗菌・防臭に優れたポリジン加工をしている点にも注目です。
シーリーベッドの品質は多くの国で認められ、世界60カ国で販売しています。
最高級マットレス・ベッドのグローバルブランド シーリー(sealy) 公式サイト
品質の高い老舗ブランド「日本ベッド」
『日本ベッド』は90年以上の歴史を持つ、日本の老舗ブランドです。創業者が西欧諸国を訪れた際に、ベッドの寝心地に感動したことがきっかけで日本人に馴染みやすいベッド作りを開始しました。
メイド・イン・ジャパンにこだわり、製造機械そのものを国内で製造し、日本の気候や日本人の好みにあったベッド作りを目指していることが特徴です。
高いデザイン性が魅力「ルフ」
『ルフ』は90年以上の歴史を持つ、ヨーロッパで生まれたベッドブランドです。ヨーロッパを中心に活躍するデザイナーとタッグを組み、デザイン性と機能性の高さを併せ持つベッドを生産しています。
さまざまなデザインのベッドを展開していますが、特に布地や革を使用した布張りのベッドの製造を得意としていることが特徴です。個性的なデザインのベッドがほしい人や、インテリアにとことんこだわりたい人におすすめします。
日本の『ドリームベッド』と提携し商品開発をしているので、ドリームベッドのショールームへ行けば寝心地を試せるでしょう。
子どもにベッドを購入するなら
子ども用のベッドを選ぶときは、大人が使用するものを選ぶときよりも注意が必要です。何も考えずに選んでしまうと、思わぬ事故につながってしまう可能性もあります。
子どものベッドを購入するときのポイントをチェックしましょう。
安全面を重視
子どもは思わぬ行動をすることがあるため、安全性を重視したベッド選びをしましょう。子どもが小さいうちや、活発な子どもの場合はベッドの高さが低いロータイプが安心です。
高さがあるベッドを使う必要がある場合、寝返りによる転落を防ぐためにベッドガードを使用しましょう。
部屋が狭く、収納の関係でどうしてもロフトベッドを使いたい場合は、ハイタイプは避け高さが低いミドルタイプを選ぶことをおすすめします。
また、玩具や本などを収納できるようにベッド下に収納があるタイプのベッドを使ってもよいでしょう。収納付きのベッドを選ぶと、片付けの習慣をつける役にも立ちます。
通気性も大事
大切な子どもの健康を守るために、通気性を確保したベッドを選ぶこともおすすめです。子どもは大人よりも体温が高く新陳代謝が活発なので汗をかきやすく、通気性が悪いベッドを使用すると湿気がたまりやすくなってしまいます。
湿気がたまった状態を放っておくとにおいが発生したり、カビが生えて不衛生な状態になったりすることがあるので注意が必要です。ダニは湿気がある場所を好むため、アレルギーの心配もあります。
できれば、床板にスノコを使用しているベッドや、床とベッドの間に隙間がある脚付きベッドなどを選ぶとよいでしょう。
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おすすめのベッドフレーム
ベッドフレームはさまざまなデザインのものがあるため、何を選んだらよいのか迷ってしまいがちです。寝心地やデザインが一味違ったベッドを探している人向けに、おすすめのベッドを紹介します。
すっきりとしたフォルム「マスターウォール ルナ ベッド」
こちらのベッドは、高級感のあるウォールナットの無垢材を使用しています。
床から床板までの高さが約23cmと、やや低い高さになっているため、落下が心配な人でも利用しやすいでしょう。
脚付きベッドの中でも、高さが低く圧迫感が少ないものを探している人や、シンプルなデザインが好きな人におすすめです。
- 商品名:マスターウォール ルナ ベッド
- 公式サイト:商品ページ
ヘッドボードが印象的「イデー アッシュ オレイエ」
『イデー アッシュ オレイエ』は、布張りのヘッドボードを備えた脚付きベッドです。フレームボードに使われているタモ無垢材と、布張りのヘッドボードの組み合わせがおしゃれな中にも優しさを加えています。
使用するマットレスの種類にもよりますが、マットレスを置いたときの高さが約42cmと、高すぎず腰かけやすい高さになっているところがポイントです。
- 商品名:イデー アッシュ オレイエ ベッド セミダブル ライトグレー
- 公式サイト:商品ページ
ナチュラルな雰囲気「並べて使える曲面加工ひのきスノコベッド」
無塗装の国産のひのきを使用した、ナチュラルな雰囲気のベッドです。繊細な木目や節が味わい深く、全く同じ木目はありません。細部を曲面加工し、素材だけでなくディテールにもこだわっています。
ひのき独特の爽やかな香りにも注目です。床板がスノコ板になっているため、通気性が確保されています。
おすすめのベッドマットレス
マットレスは寝心地を左右する重要な寝具です。ベッドフレームのようにインテリアに影響するわけではありませんが、適当に選んでしまうと後から後悔するでしょう。寝心地にこだわって作られた、おすすめのマットレスを紹介します。
ロングセラーモデル「マニフレックス マットレス」
世界でもトップクラスの寝具ブランド、マニフレックスの『モデル264』は、高密度高反発素材『エリオセル』を使用した、マニフレックスの中でもスタンダードなマットレスです。
優れた弾力性と反発力で体圧を均等に分散してくれるため、自然な寝姿をキープしやすく寝姿勢をサポートします。
また、低反発素材とは違って熱に強く、温度に硬度が左右されません。空気を通す素材なので夏は蒸れにくく、冬は空気の層が保温性を高める特徴があります。
内部構造を包んでいる側地に、クッション性に優れた高品質のジャカード素材を使用しているため、肌あたりが柔らかいところも魅力です。
寝返りがしやすい「フランスベッド マットレス」
70年以上の歴史を持つ高級寝具メーカー『フランスベッド』の、ウールを使用したマットレスです。
詰め物として使用されているウールは、吸湿・保温性が高く蒸れにくい特徴があります。防ダニ・防臭加工がされているため清潔感をキープしやすいでしょう。
内部構造は、体全体を面で受け止める『高密度連続スプリング』を使用しています。やや硬めで寝返りがしやすく、しっかりと体を支えてくれるマットレスを求めている人におすすめです。
お手入れがしやすい「エアウィーヴ マットレス」
樹脂繊維を立体的に編んだ素材『エアファイバー』を使用したマットレスです。
こちらは、初めてエアウィーブベッドマットレスを使用する人におすすめな、エントリーモデルとなっています。全面が均一の硬さで、全体的に柔らかめの寝心地です。
エアファイバーを使用したマットレスは復元性が高く、体圧分散に優れているとされ、体に負担をかけにくく、スムーズに寝返りを打ちやすいといわれています。
90%以上が空気のため蒸れにくく、温かさをキープしやすい構造になっています。
カバー・パッド・エアファイバーの3分割構造となっており、全ての素材が水洗いできるためマットレスの衛生面が気になる人にぴったりです。
お得なマットレスとフレームのセット
マットレスとフレームがセットになっているベッドを購入すると、フレームのサイズに合わせてマットレスを選ぶ必要がなく、届いたその日からベッドを利用できます。
お得な気持ちにさせてくれる、マットレスとフレームのセットを見ていきましょう。
コンセント口が便利「ベルメゾン グレイッシュモダンなライト付きベッド」
こちらのベッドは、ボンネルコイルマットレスが付属した脚付きベッドです。ヘッドボードの上面にLEDライトが付属しており、間接照明のように使用できます。
コンセントも付属しているため、就寝中にスマホの充電ができ、便利です。ヘッドボードの側面には、ちょっとした小物を収納できるスペースも備えています。
フレームはグレイッシュな木目調となっていて、洗練されたスタイリッシュな雰囲気の部屋を演出できるでしょう。
- 商品名:ベルメゾン グレイッシュモダンなライト付きベッド
- 公式サイト:商品ページ
武骨なデザイン「ロウヤ パイプベッド」
『ロウヤ パイプベッド』は、シンプルな部屋やモダンな部屋にマッチしそうな、スチールパイプのフレームを使用したベッドです。フレームのみもしくはフレーム+マットレスのセットのいずれかを選べます。
ベッドの高さを2段階で調節できるようになっているため、ベッド下に収納したいものの大きさによってフレキシブルな対応が可能です。
ヘッドボードは宮付きのタイプとなっていて、コンセントが付属しています。ベッドから手を伸ばせる範囲に、ちょっとした小物を置くスペースがほしい人におすすめです。
収納力の高いおすすめベッド
部屋の中にものが多い場合、ベッドの下のスペースを収納に使わない手はありません。収納力が高いベッドを使うと、場合によっては収納家具を減らせるかもしれません。
整理整頓を重視している人や、ベッドと収納家具の両方を置くスペースが確保できない人におすすめな収納力が高いベッドを紹介します。
腰掛けやすいハイタイプ「収納ベッド」
5つの引き出しがついた、ハイタイプのベッドです。床から床板までの高さが43.2cm、付属のマットレスの高さも含めると61.2cmの高さになります。
引き出しは部屋のレイアウトに合わせて、左右どちらでも取り付けられるように設計されているところがポイントです。丈夫で引き出しやすいスチール製のレールを使用しているため、耐久性の高さも期待できます。
付属のマットレスはウレタンフォームやポケットコイルを使用しているタイプです。ヘッドボードは宮付きでコンセントも付属しています。
- 商品名:佐藤産業 収納ベッド VICE-S-M2
- Amazon:商品ページ
フラップ扉がテーブルに「ラフラン ベッド」
こちらのベッドは、ベッドの下に2つの引き出しを備えています。引き出しは1つあたり、幅90cm×高さ10cm×奥行35cmの容量があり、日用品や衣類などをしまっておくスペースなどに活用できそうです。
フレームは国内で生産され、ヘッドボードに開くとミニテーブルとしても使用できるフラップ式の収納が付いています。間接照明として使用できる小さなライトや、1口コンセントも付属していて便利です。
海外製ポケットコイルマットレスとフレームのセットのほか、フレーム単品での購入もできます。
木目がおしゃれ「チェストベッド」
4つの引き出しがついたチェスト型のベッドフレームです。引き出しと逆側の床板下にも、普段は使わないものや長さがあるものをしまっておけるスペースがあります。
棚にはスライド扉付きの収納があり、表から見えてほしくないものを収納する場所にぴったりです。ヘッドボードの上面がフラットなので、ティッシュボックスや目覚まし時計を置く場所などに活用できます。
2口のコンセントがついているため、スマホとモバイルバッテリーを同時に充電することも可能です。
- 商品名:チェストベッド
- Amazon:商品ページ
※類似商品はこちら
ベッドと一緒に使いたいカバー
マットレスの上に直接寝るのではなく、ボックスシーツやカバーを使用することが一般的です。カバーはマットレスを汚れにくくするだけでなく、寝心地をアップしたいときに役立ちます。
高い機能性や肌触りにこだわったカバーを活用し、快適に過ごしましょう。ベッドと一緒に使用したい、おすすめのカバーを紹介します。
夏でも心地よく眠れる「ナイスデイ mofua 敷きパッド」
こちらの敷きパッドは、暑い季節に活用したい接触冷感タイプです。通気性に優れたメッシュ構造の素材を採用しているため熱がこもりにくく、汗をかきやすい人や暑がりの人におすすめな設計となっています。
ゴムバンドでマットレスに固定するタイプとなっていて、寝返りを打ってもズレる心配が少ないです。ボックスシーツをかけたマットレスや、敷布団の上からでも利用できます。
カラーバリエーションやサイズが豊富なので、利用しやすいのではないでしょうか。
柔らかな肌触り「無印良品 綿洗いざらしボックスシーツ」
こちらのボックスシーツは、オーガニックコットンを使用しています。
綿素材は洗濯するごとに風合いが増し、柔らかくなっていく特徴がありますが、こちらは最初から柔らかい肌触りを楽しめるように洗い加工が施されていることが特徴です。
同じシリーズの枕カバーや掛け布団カバーなどもラインアップされているため、トータルコーディネートができます。モダンなインテリアやナチュラルなインテリアにマッチしやすい、グレーとネイビーの2色展開です。
まとめ
ベッドを使用すると布団の上げ下ろしが必要なくなるところや、ホコリから寝具を守りやすくなることがメリットです。ベッドを使用する人数や部屋の大きさから、必要なサイズのベッドを導き出しましょう。
ベッドフレームを選ぶ際は、ベッドの高さや収納やヘッドボードの有無といった機能面を重視することをおすすめします。
ヘッドボードやベッドの下部にたくさんの収納があるベッドを選ぶと、限られたスペースを有効活用できるはずです。好みの寝心地には個人差があるため、できれば実際に寝転んで確認しましょう。
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