脚付きマットレスの寿命の目安は?長持ちするタイプや長く使う方法とは
脚付きマットレスの寿命はどのくらい?そもそも長持ちするタイプはある?できれば長く使うコツも知りたい。という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、脚付きマットレスの寿命の目安、どんなものが耐久力が高いのか、そして長く使うコツについてご紹介します。
- 脚付きマットレスの寿命と耐久性に関する情報
- 異なるタイプの脚付きマットレス(ボンネルコイル、ポケットコイル)の特徴
- 脚付きマットレスを長持ちさせる方法
- 脚付きマットレスの購入を考えている人
- マットレスの寿命や耐久性に関心がある人
- 脚付きマットレスの寿命を長持ちさせるには?を見たい方はこちらをクリック>>
- 寿命がながい脚付きマットレスを3つ紹介を見たい方はこちらをクリック>>
脚付きマットレスはどんなマットレスか?
脚付きマットレスは、マットレスに脚がついた簡易的なベッドのことで、他のベッドと違って分解できないのが特徴です。寿命の観点から見ると、マットレスの中にある身体を支えるコイル、脚付きマットレスの種類などにより長持ちするかが分かれます。どんなコイル、どんな種類が良いのかを見ていきましょう。
身体を面で支えるボンネルコイル
ボンネルコイルとは、コイル同士が連結していて身体を面で支える構造のものです。
コイル全体で体重を支える形になるので、負荷が集中せずに耐久性が高いです。さらに柔らかすぎず、適度な硬さの作りなので寿命も長い傾向にあります。価格も安い傾向にあるので一人暮らしに向いています。
身体を点で支えるポケットコイル
ポケットコイルは、コイルが1つずつ独立して袋に入っているため、身体を点で支えるタイプのものです。それぞれのコイルが独立しているため、身体のラインにフィットしやすくて体圧分散効果に優れています。
その代わり、コイルが袋に入っている分、ボンネルコイルと違って通気性が悪いです。また、寿命の面ではコイルの可動性が大きく、体重が一部に偏る可能性があることからボンネルコイルよりも劣ります。なお、耐久性に優れているものが良いなら、コイル数は400以上のものを選ぶのがオススメです。
脚付きマットレスの種類
脚付きマットレスは一体型、分割型、折りたたみ式の3つに分かれます。
一体型 | マットレスに脚がついたシンプルなもの。継ぎ目がなくて寝心地が良い。真ん中に負担がかかりやすい。 |
分割型 | 2つに分かれたマットレスを組み合わせるタイプ。腰に継ぎ目がくる場合があるため、マットが必要な可能性あり2つに分かれているため、耐久性が高い。 |
折りたたみ式 | カバーが繋がったままで、マットレスのみ分割するタイプ。境目が気になる場合は、薄手のマットを使うのもあり脚がしっかりしているものが多いため、耐久性が高い。 |
分割型、折りたたみ式が頑丈性に優れるため、寿命が長い傾向にあります。
ですが、一体型のなかには、6本脚で支えるタイプもあるので、脚数が多いものを選べば寿命の面で大差はないと考えられます。
実際に一体型を使用している人でも、5年以上、10年くらい使っている方もいるため、その点を考慮して選ぶようにしましょう。
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脚付きマットレスのメリット
脚付きマットレスの構造や種類が分かったところで、脚付きマットレスのメリットを見ていきましょう。
価格が比較的安い
ボンネルコイルやポケットコイル、種類によって価格が変わりますが、ベッドフレームが必要ないので比較的安く手に入ります。それに場所を取らないことから一人暮らしに合い、部屋を広く使うことができます。
ヘッドボードやフットボードがなく、通気性に優れる
ヘッドボード(頭側にある板)とフットボード(足側にある板)がないことから、空気に触れる面が増えるので通気性に優れています。
また、マットレスの脚の長さを伸ばすことで、通気性を上げたり荷物を置くスペースを作れるメリットがあります。
脚付きマットレスのデメリット
次は脚付きマットレスを使用するうえで生じるデメリットを紹介します。
裏表のローテーションができない
ローテーションとは、マットレスの上下・裏表を入れ替えることで、ホテルなどで季節ごとや半年くらいに行われるものをいいます。これにより、体重のかかるポイントをずらしてマットレスを長持ちさせることができます。
ですが、脚付きマットレスは脚と一式なのが基本のため、上下のみの入れ替えしかできず、他のマットレスよりも寿命が短くなりやすいです。
マットレスの中央部分の強度に不安あり
前述しましたが、脚付きマットレスで一体型になっているものは、中央に体重がかかりやすいことから強度面で不安があります。それに体格が大きくなるほど強度が弱くなるので注意が必要です。
とはいえ、脚付きマットレスのなかには6本脚などのものがあるため、寿命が気になる場合は脚が多いもの、もしくは分離型や折りたたみ式を選ぶようにしましょう。
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商品詳細 ショップへ行く脚付きマットレスの寿命は?
脚付きマットレスの寿命は、品質や構造などにより変わります。どんなマットレスが長く使えるのかを見ていきましょう。
脚付きマットレスの寿命は品質と構造による
マットレスは価格が高いほど、中のコイル数の質や量、マットレスの質が上がることから寿命が長くなります。なおかつ、マットレスを形作る、中身のウレタンの厚みによっても耐久性が大きく変わります。
ウレタンの数 | マットレスの耐久性 |
---|---|
20前後 | 数ヶ月〜1年程度 |
25前後 | 3~5年程度 |
30前後 | 5~8年程度 |
40前後 | 8年以上 |
ウレタンの数に関しては店頭などで直接確認することをオススメします。基本的に厚みがあるほど、長く使ったときにコイルが出っ張ってくることが無くなるので、25前後以上のものを選ぶと頑丈性に優れて寿命が長持ちします。
一般的なマットレスの寿命
一般的なマットレスの寿命は、5〜10年程度が目安です。低品質のヘタリやすいマットレスの場合は、2~3年程度で買い替えが必要な場合もあります。以下にマットレスの種類ごとに、目安の寿命と価格を載せておくので参考にしてください。
マットレスの種類 | マットレスの寿命 | マットレスの価格 |
---|---|---|
低反発 | 3~5年 | 7千円〜数万ほど |
高反発 | 6~8年 | 3万~10万以上 |
ポケットコイル | 8~10年 | 5万~10万以上 |
ボンネルコイル | 6~8年 | 3万~10万以上 |
ファイバー | 6~8年 | 5万~10万以上 |
ラテックス | 6~8年 | 3万~10万以上 |
脚付きマットレスの場合は、ポケットコイルとボンネルコイルのどちらかを選ぶことになるので、その2つを参考に決めるようにしましょう。
脚付きマットレスの寿命を長持ちさせるには?
マットレスは品質や構造により寿命が変わりますが、どう扱うかによって寿命を伸ばすことが可能です。寿命を長くするコツを押さえておきましょう。
シーツ、ベッドパッドを使用する
脚付きマットレスは、マットレスと脚が一体化しているため、マットレスのみを交換することができません。そのため通気性が良くても、湿気をため込んで劣化を早めないためにも、シーツやベッドパッドを使って汗を吸い取るようにしましょう。1~2週間程度に1回洗うようにすれば、清潔に保って長持ちさせることができます。
マットレスの上下を入れ替える
脚付きマットレスは通気性が良いですが、重心のかかるポイントを分散させないと、部分的にコイルの劣化が進んで長持ちしなくなります。そのため1~3ヶ月に一度は、上下を入れ替えるローテーションを行うようにしましょう。重心のかかるポイントが変われば、マットレスの使い心地も上がります。
マットレスを乾燥させる
マットレスの素材によりますが、1ヶ月に一度はマットレスを乾燥させるために、脚を取り外して裏返したうえで日光に当てましょう。ですが、もしも日光を当てれない場合は、日陰で陰干しすることをオススメします。
もちろん、足の長いものを選ぶほど通気性が上がりますが、より寿命を長持ちさせるなら乾燥を小まめに行いましょう。
寿命がながい脚付きマットレスを3つ紹介
脚付きマットレスはボンネルコイルを使い、通気性が良いものほど寿命が長持ちする傾向にあります。脚付きマットレスには多くの種類がありますが、そのなかでもボンネルコイルを使っていて通気性が良い脚付きマットレスをご紹介します。
脚付きマットレスBONO:イーズスペース
イーズスペースのマットレスは、コイルの上にフェルトを二枚重ねにしていることから、表面の柔らかさに優れています。長く寝ていてもコイルが身体にあたる不快感がなく、表生地が高密度に作られているので頑丈性が高いです。
さらに、ベッド中央の補助脚1本を合わせて合計7本の脚が付いていることから、耐久面で右に出るものはまずありません。長く使いたい、寿命を気にして使いたくない、という方はイーズスペースの脚付きマットレスを使うのが良いですよ。
コイルのタイプ | ボンネルコイル | 本体サイズ | 幅140×奥行195×高さ35cm |
コイルの個数 | 434個 | 脚の長さ | 15cm |
クッション材 | ウレタンフォーム,フェルト | 本体重量 | 50kg |
LINK3 脚付きマットレス:ルームクリエイト
ルームクリエイトの脚付きマットレスは、フレームとマットレスをマジックテープで付けるタイプになっています。そのため脚付きマットレスでは珍しい、上下裏表のローテーションができるので、マットレスの負担を最大限に和らげることが可能です。
もし、大量に汗をかいても、乾燥をしっかりできることから痛まずに長く愛用できます。ちなみに耐荷重は200kgまで可能で、8万回の加圧テスト(人は1日平均20回の寝返りをする)にも耐えられるとのことです。
目安として10~11年連続使用(8万回÷20回÷365日)を想定して作られているので、寿命の面で心配はまずないでしょう。
コイルのタイプ | ボンネルコイル | 本体サイズ | マットレス幅95×奥行195×高さ17cm |
コイルの個数 | 364個 | 脚の長さ | 15cm |
クッション材 | D25ウレタン | 本体重量 | 26kg |
脚付きボンネルコイルマットレス:ニトリ
ニトリの脚付きマットレスは、ボンネルコイルが軸となり、あわせてポケットコイルも併用した設計になっています。そのポケットコイルは外周一列に敷き詰められ、ソファとして使う場合に、端に座っても柔らかい座り心地になっています。
寿命に関しては、セミダブル以上のサイズを選ぶと、コイル数が300以上になって耐久性がより増します。
シンプルな見た目、頑丈性に優れたものが好みの人は、ニトリの脚付きマットレスを選ぶと良いですよ。
コイルのタイプ | ボンネルコイル,ポケットコイル | 本体サイズ | 幅120×奥行195×高さ38cm |
コイルの個数 | 334個 | 脚の長さ | 17cm |
クッション材 | – | 本体重量 | 30kg |
まとめ
脚付きマットレスの特徴は、マットレスに直接脚がついていて、マットレスとは別にフレームを購入する必要がありません。
また、一体型、分割型、折りたたみ式の3種類あり、特徴や使い方によって最適なものを選ぶことができます。
寿命や価格、コイルの数などを見比べながら、自分の体に合うものを選んでみてくださいね!
- マットレスの種類によって耐久性が異なり、適切なケアで寿命を延ばせる
- ボンネルコイルとポケットコイルはそれぞれ独自のメリットがある
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