雲のやすらぎプレミアムに合うおすすめのベッドフレームをご紹介
雲のやすらぎプレミアムは、ウレタンマットレスの表面に凹凸加工を施したプロファイル加工タイプのマットレスです。高反発スプリングマットレスとも呼ばれていますが、使っている素材はウレタンフォームになります。
このため、コイルマットレスと比較すると通気性が低いことが気になる、カビが心配という声もあります。この記事では、木材によるすのこベッドの違いを含めて、雲のやすらぎプレミアムに合うおすすめベッドフレームを紹介します。
雲のやすらぎプレミアムのカビ・湿気対策にはすのこが有効
雲のやすらぎプレミアムは、高反発ウレタンの快適な寝心地が評判の一方で、コイルマットレスと比べると通気性が低く、湿気が気になるという口コミも目立ちます。マットレスの湿気対策には、すのこが有効なのはご存知でしょうか?
マットレスに湿気が溜まるとヘタりが早まってしまうため、風通しなどの定期的な湿気対策が推奨されています。すのこタイプのベッドフレームを使うと、床とマットレスの間に空気の通り道を作ることが可能です。
また、すのこに使われている木材の材質には、防腐効果・防臭効果・抗菌効果・防カビ効果を含むものが豊富なため、雲のやすらぎプレミアムマットレスには、すのこ素材のベッドフレームが有効です。
雲のやすらぎプレミアムのすのこの選び方3つ
すのこベッドフレームを選ぶ際には、マットレスのサイズに合っていることや材質ごとの特徴をチェックしておくことが大切です。ここでは、雲のやすらぎプレミアムのすのこの選び方について解説します。
①部屋を広く使いたいなら収納付きベッドフレーム
8畳ほどの広さの部屋にダブルベッドを設置、ベッドの広さにゆとりを持たせたい場合は、チェストやキャビネットを置くよりも、収納付きベッドフレームを選ぶのがおすすめです。また、シングルサイズのマットレス2台を組み合わせると、幅200cm×長さ195cmほどになります。
シングルベッド2台を連結させた場合は幅160㎝前後のクイーンサイズよりも広く、4人家族でも広々使えます。クローゼットの開閉などには90㎝ほどのスペースが必要となるため、6畳ほどの寝室に効率よくベッドを設置したいという方にもおすすめです。
②折りたたんで使いたいならすのこマット
すのこマットは脚付きではないため、マットレスと床との隙間はすのこベッドに比べると低く、通気性もすのこベッドの方が優れています。一方で、比較的安価に手に入れられること、折りたたむことで部屋を広く使えるメリットがあるため、和式布団感覚で雲のやすらぎプレミアムマットレスを使いたいという方にもおすすめです。
③材質で選ぶ
すのこに使われている主な木材としては、杉・パイン材・ひのき・桐などの木材があります。ここでは、すのこを選ぶ際に必要不可欠な材質ごとに異なる特徴や、強度について紹介します。なお、すのこマットの耐久性は耐荷重であらわされるため、耐荷重を記載しています。
杉 | パイン材 | ひのき | 桐 | |
---|---|---|---|---|
価格帯(シングルサイズ) | 7,790円~38,500円 | 21,650円~118,580円 | 5,480円~157,500円 | 3,363円~172,040円 |
耐久性(耐荷重) | 100㎏ | 350㎏ | 350㎏ | 200㎏ |
硬度 | 7.4Gpa | 11.3Gpa | 8.8Gpa | 4.9Gpa |
コスパ重視なら杉素材
すのこに使われる木材の中でも杉は比較的軽量で、国産・輸入問わず、豊富に出回っています。住居用の建築材としても使われるため、部屋の雰囲気に合わせやすいのも魅力です。また、杉には湿気を調整する調湿機能があるため、マットレスの湿気対策にも向いています。
防臭・蓄熱効果・殺菌効果がありますが、耐荷重100㎏前後のものが多く、体重と寝具の重さの合計を100㎏以内にする必要があります。杉は他の木材と比べるとやや耐久性は下がりますが、マットレスと合わせても5万円~7万円の予算で購入できます。
足腰に優しい素材ならパイン材
パイン材は、国産よりも北米からの輸入木材が中心です。やわらかな材質と比較的コストパフォーマンスが高いため、家具としても人気があります。優れた衝撃吸収性が特徴で、足腰に優しく、フローリングに使われることが多い素材です。このため、高齢の方や子ども部屋にもおすすめです。
やわらかで適度なしなりがあるため、座り心地も快適で強度が高いため長持ちします。また、フィトンチッド効果といって、森林浴などで得られる木の香りによるリラックス、リフレッシュ効果もあります。マットレスと合わせて、10万円以内の予算で購入したい人にもおすすめです。
衛生面が気になるならひのき素材
ひのきは杉やパイン材と比べると高級な木材になり、生産量の少ない希少な木材です。温泉旅館などでひのき風呂として使われるほど耐水性にも優れた特徴があります。また、その耐久性の高さから、神社仏閣などの建造物にも使用されています。
ひのきには「ヒノチオール」といって、ダニやシロアリの活動を抑制する防虫効果があり、他にも消臭・抗菌・防カビ効果があります。このため、ベッドの衛生面が気になる方は、ひのき素材のすのこを選びましょう。
高級感で選ぶなら桐素材
高級木材として知られる桐ですが、すのこマットなら1万円前後から購入できます。桐は、防腐・防虫・抗菌効果に優れているため、着物や美術品などの保管にも使われています。傷がつきやすく変色しやすいというデメリットがありますが、桐が変色するのは防腐効果のためです。
桐に含まれるタンニンという成分には防腐効果があり、断熱性にも優れているため、燃えにくいという特性を持っています。また、軽量のため、すのこマットとして取り扱いが楽なのも人気の理由です。
雲のやすらぎプレミアムにおすすめなすのこベッド7選
①無印良品 木製ベッドフレーム
無印良品のすのこベッドフレームは、脚やヘッドボード、ベッド下収納など、自由に組み合わせられるのが特徴です。脚は別売りになっていますが、フレームが薄く、どんなインテリアとも合わせやすいシンプルなデザインになっています。
オーク材、ウォールナット材の2種類から選べ、スチールで補強されています。ただし、2台を連結して使った場合は、両サイドのフレームが余り過ぎることがあるため、1台で使用する場合におすすめです。
②ニトリ 天然木3段階高さ調整 脚付きすのこベッド
ニトリの天然木3段階高さ調整脚付きすのこベッドは、1人暮らしや子ども部屋にもおすすめのすのこベッドです。シンプルなヘッドレスタイプなので、寝室に圧迫感を与えず、ヘッドボード付きタイプに比べてコンパクトに設置できます。継脚が付いているので、お子さんの成長に合わせて20㎝・10㎝・6㎝の3段階で高さ調整ができます。
③LOWYA ベルベット調ファブリックベッドフレーム
ホテルライクな寝室にしたいなら、LOWYAのすのこベッドがおすすめです。北欧調ファブリックが人気のLOWYAのベッドフレームは、すのこベッドでありながらも高級感を備えているのが魅力で、脚部分にもゴールドカラーが採用されています。ヘッドボード・サイドボード・フットボードともに、なめらかな質感と手触りが楽しめます。
④neruco La luce 木製スノコベッド 引出し収納2杯付き
機能性とコストパフォーマンスで人気のnerucoでは、布団が干せるすのこベッドを取り扱っています。すのこをM字にスタンドさせて、布団をかけるだけで、簡単に部屋干しできるので便利です。M字スタンドの角度は自由に設定できるため、高層マンションにお住まいの方や、花粉症の季節でも手軽に布団が干せます。
ヘッドボードには棚やスライドコンセントが付いているので、ちょっとした小物を置いたりスマホの充電もできます。また、引き出しにはキャスターが付いているのでスムーズに引き出せ、便利です。
⑤ii-na すのこベッドフレーム ウレタンロール式
パイン無垢材を使用したすのこベッドフレームです。17㎝以上のマットレスと組み合わせて使えるので、雲のやすらぎプレミアムマットレスも使えます。ウレタンフォームと通気性に優れた不織布ですのこを挟み込んでいるのが特徴です。
高さが19㎝あるので、立ち座りもスムーズ、ベッド下収納や掃除機をかけることも可能です。また、このベッドフレームの特徴としてすのこがロール式になっているため、届いて広げるだけで簡単に組み立てられるのも魅力です。
⑥アテックスベッド 収納式 桐すのこベッド 折りたたみベッド AX-BF707
桐のすのこベッドが好みの方には、アテックスベッドの収納式桐すのこベッドがおすすめです。三つ折りタイプの雲のやすらぎプレミアムマットレスとも相性が良く、使わないときは折りたたんで収納しておけるので来客用としても便利です。
高さも2段階に調節が可能で、2種類のパイプカバーとキャスターフレームが付いています。バネが付いているので、女性や高齢の方でも簡単に折りたためます。また、すのこの間隔も1.2㎝~1.3㎝に作られているため、マットレスが沈み込む心配もありません。
⑦Konoshita 6段階高さ調節頑丈すのこベッド
すのこの強度で選ぶなら、Konoshitaの6段階高さ調節頑丈すのこベッドがおすすめです。お子さんの成長に合わせての高さ調節も可能で、床下6㎝~31㎝まで調節が可能です。耐荷重が600㎏もあるため、ベッドの上で子どもが遊んでも軋む心配がありません。
このすのこベッドの特徴として、すのこの中央に1.5倍の厚みを持たせた天然パイン材の桟を配置していることがあります。すのこの厚さも20㎜と、一般的なすのこベッドに比べて2倍の厚みがあるため、しっかり身体を支えてくれます。
雲のやすらぎプレミアムに合うベッドフレーム選びの注意点3つ
①サイズが合っているかをチェック
雲のやすらぎプレミアムに合うベッドフレームを選ぶ際には、特に横幅のサイズが合っているか確かめておくことが重要です。転落防止のためのサイドレールが付いたベッドフレームは、サイドレールの内側部分から計った横幅のサイズがマットレスよりも狭いと、マットレスが設置できません。
ベッドフレームとしての横幅サイズには余裕があっても、サイドレールを含めるとマットレスが入りきらない場合があるため、注意しましょう。ベッドフレームを選ぶ際は、以下の雲のやすらぎプレミアムサイズ表が参考になります。
シングル | セミダブル | ダブル | |
---|---|---|---|
横幅×長さ | 100㎝×200㎝ | 120㎝×200㎝ | 140㎝×200㎝ |
厚み | 17㎝ | 17㎝ | 17㎝ |
重量 | 6.7㎏ | 8.0㎏ | 9.4㎏ |
②ロータイプのベッドフレームは身体に合わないことがある
雲のやすらぎプレミアムをロータイプのベッドフレームに合わせた場合、立ったり座ったりする際に、腰や膝に負担がかかりやすいデメリットがあります。これは、立ち上がる際に、ローベッドの場合は膝よりも腰が下の位置にくるので、床から立ち上がるのと同じぐらいの負荷がかるためです。このため、膝の痛みや腰痛などでお悩みの方には、ローベッドよりもある程度の高さのあるものを選ぶのがおすすめです。
③なるべく板同士の感覚が狭いものを選ぶ
雲のやすらぎプレミアムは、体圧分散性を高めるために、表面に凹凸加工が施されたプロファイルタイプのマットレスです。このため、すのこの隙間が広いとマットレスが食い込みやすくなります。凹凸の感覚に違和感を覚えたり、マットレスがヘタりやすくなる場合があるため、パイプベッドなどを選ぶ際も、なるべく網目の詰まったものを選ぶようにしましょう。
まとめ
ここまで、木材によるすのこベッドの違いを含めて、雲のやすらぎプレミアムに合うおすすめベッドフレームを紹介しました。雲のやすらぎプレミアムに合うベッドフレームには、立ち座りの動作がスムーズに行えることが重要です。
また、子ども部屋に設置したり、大柄の体型の方が使う場合、できるだけ部屋を広く使いたい場合など、体型やライフスタイルに合わせて選ぶことも大切です。体型やライフスタイルに合ったぴったりのベッドフレームを選びたいなら、ご紹介したサイトをぜひチェックしてみてください。