【高反発マットレス比較表】マニフレックス or エアウィーヴ、どちらがいい?特徴と選び方を解説
浅田真央さんのイメージキャラクターでおなじみのエアウィーヴなど、最近では高反発マットレスも人気を集めています。
中でも有名なマニフレックスとエアウィーヴについて、どちらがいいのかお悩みの方へ、それぞれの特徴を比較してみました。
- 高反発マットレスの特徴、メリット、デメリット
- マニフレックスとエアウィーヴの比較
- マニフレックスとエアウィーヴの選び方
- 高反発マットレスに興味がある人
- マニフレックスとエアウィーヴの選択を検討している人
- 自分に合ったマットレスを探している人
- マニフレックスやエアウィーヴと比較されるモットンはどんなマットレス?を見たい方はこちらをクリック>>
- マニフレックス、エアウィーヴ、モットンのマットレスを比較してみた!を見たい方はこちらをクリック>>
高反発マットレスの特徴と選び方
テンピュールが低反発マットレスを販売してから、しばらく柔らかい寝心地のマットレスが流行っていたように思います。では人気の高反発マットレスはどのような特徴があるのでしょうか。
高反発マットレスのメリット・デメリット
高反発マットレスのメリットは適度な反発があり、寝返りが打ちやすいという点が挙げられます。高反発と聞くと、硬い寝心地をイメージする方も多いかもしれませんが、実際には寝心地は柔らかく、身体が沈みすぎない程度の反発がある、というマットレスです。
耐圧分散性にも優れていますので、理想的な寝姿を保てるというのも大きな特徴です。低反発に比べ、ムレが少ないので夏場でも比較的快適に過ごすことができます。
一方、体格や筋肉量によっては硬く感じる場合があり、特に布団から高反発マットレスに替えた方はなれるまでに時間がかかる場合があるようです。またマットレスの厚みによっては底付き感が気になる場合があるようです。
こうしたデメリットもありますが、快適な睡眠のための条件がそろっているマットレスと言えます。
高反発マットレスの選び方
適切なマットレスを選ぶための基準をご紹介します。
硬さ
高反発マットレスを選ぶ際にはまず体に合った硬さを選ぶことが重要です。仰向けに寝たときに腰が沈みすぎず、首から腰にかけてがS字になるようなものが理想的です。硬さはN(ニュートン)であらわされます。
Nが高くなればなるほど硬く、反発力が高くなります。体重ごとの硬さの目安は以下の通りです。こちらはあくまで参考に、実際に試し寝して寝心地を確かめてくださいね。
体重 | 利用イメージ | 硬さ |
---|---|---|
40kg以下 | 子ども | 75N~110N |
40~60kg | 子ども・成人女性 | 110N~140N |
60kg~80kg | 成人男性 | 140N~170N |
80kg~100kg | スポーツ選手 | 170N~200N |
100kg以上 | 体格のよい方 | 200N~280N |
厚み
底付き感を感じにくい8cm以上の厚みがおすすめです。
厚み | マットレスの置き場 | タイプ |
---|---|---|
8cm未満 | マットレスや敷布団の上に重ねる | マットレストッパー |
8cm以上15cm以下 | 床に直接敷いたり、ベッドフレームの上に置いたりする | マットレス |
8cm以上 | ベッドフレームの上に置く | マットレス、ベッドマットレス |
密度
ウレタンフォームの場合はすぐにヘタらない密度のあるマットレスを選びましょう。
ちなみに高反発ファイバーの場合はこうした指標がないため、比較するのが難しい状況です。
密度 | 耐久性の目安 |
---|---|
25D以下 | 1~3年 |
30~35D | 5~8年 |
40D以上 | 10年以上 |
マニフレックスの特徴
世界的に有名なイタリアの寝具ブランド
マニフレックスは1962年創業のイタリアの寝具ブランドで、すべての製品をイタリアで生産しています。マットレスをはじめとした製品は世界99ヵ国に輸出され、約3,500万人もの方に愛用されている世界的に有名なブランドです。
寝具の開発だけでなく、海洋プラスチック問題の原因となるプラスチックや、リサイクルが難しい金属のスプリングを使わない、コンパクトでクリーンな真空ロールアップ製法を採用するなど、環境問題にも積極的に取り組んでいるブランドです。
独自開発のウレタンフォーム「エリオセル」
マットレスの一番の特徴は世界特許を取得している「エリオセル」を使用している点です。ネットではマニフレックスを使うようになって腰痛が改善されたといった口コミが見られると思いますが、これはエリオセルが寝返りが打ちやすい反発力を持っているためです。
公式サイトにもあるように、「硬すぎず、柔らかすぎない、高反発」を実現しています。
高反発マットレス モデル246 シングル ¥ 39,930
商品詳細 ショップへ行く高反発マットレス モデル246 セミダブル ¥ 53,240
商品詳細 ショップへ行く高反発マットレス モデル246 ダブル ¥ 66,550
商品詳細 ショップへ行くエアウィーヴの特徴
日本人向けに考えられた高反発マットレス
エアウィーヴは2004年創業の比較的新しい日本の寝具メーカーです。日本のメーカーだけあって、日本の気候に合った素材の開発や寝心地にこだわっており、特にいかに楽に寝返りが打てるか、という点に注力しています。
エアウィーヴのスタンダードモデルは布団の上に重ねて使えるオーバーレイタイプのマットレスパッドですが、畳に直接敷いても使うことができます。このあたりも日本での使い方が意識されていると感じられますね。
洗える「エアファイバー」でいつでも清潔
エアウィーヴは自社開発の「エアファイバー」を使用しています。90%以上が空気なので通気性がばつぐん、夏は涼しく、冬は暖かさを保つことができます。高温多湿の日本の夏にはぴったりの素材と言えるでしょう。
一般的にマットレスは水洗いができないものが多いのですが、エアウィーヴは水洗いができることも大きな特徴です。
ファイバー素材ですので、生乾きなどの心配がなく、いつでも清潔な状態を保つことができます。
エアウィーヴ 01 シングル ¥ 71500
商品詳細 ショップへ行くエアウィーヴ セミダブル ¥ 85800
商品詳細 ショップへ行くエアウィーヴ ダブル ¥ 100,100
商品詳細 ショップへ行くマニフレックスやエアウィーヴと比較されるモットンはどんなマットレス?
マニフレックスやエアウィーヴといった高反発マットレスを検討されている方は、インターネットの検索結果に「モットン」というマットレスが表示されるのではないでしょうか?モットンはどんなマットレスなのか見ていきましょう。
高反発マットレスの新興勢力
腰痛対策マットレスとして開発されたのがモットンです。2015年に福岡で設立された株式会社グリボーというベンチャー企業が開発、販売を行っています。マットレス業界の中でも新興勢力と言えるでしょう。自分に合った硬さが選べる、11年使用してもヘタりがわずか3.9%という耐久性などが特徴です。
90日間の返金保証
マットレスにしては珍しく90日間の返金保証がありますので、これまで1~2ヵ月でマットレスが合わないと感じてしまった方も気軽に試すことができますね。
商品に自信がないとできないことだと思いますが、公式サイトでは2015年12月末の時点で3.7%の方から返品があったようで、多くの方は使い続けていることから満足度が高いのではないかと推測されます。
モットン 高反発マットレス レギュラー シングル ¥ 39,800
商品詳細 ショップへ行く 体重別に最適な硬さを選べる
寝返りが打ちやすい優れた反発性
均等に体を支えるので腰痛対策におすすめ
10cmの厚みでふわふわした寝心地
10万本の販売実績!の安心感
マニフレックス、エアウィーヴ、モットンのマットレスを比較してみた!
それぞれのブランドの特徴が分かったところで、さらに詳細を比較してみましょう!
それぞれどんな人におすすめ?
どれも高反発マットレスとして人気のブランドですからそれぞれの良さがあります。特にどんな方に向いているか特徴をあげてみましたので迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
マニフレックス
フィット感や見た目の高級感を大切にしたい方、環境に配慮した製品をお望みの方はマニフレックスがおすすめです。
マットレスタイプであれば10年保証がついていますので安心感がありますね。
世界的な高級マットレスブランドですが、オーバーレイタイプのスーパーレイEXであれば4万円台から購入が可能です。
高反発マットレス モデル246 シングル ¥ 39,930
商品詳細 ショップへ行くオクラホマ シングル ¥ 70180
商品詳細 ショップへ行くメッシュウイング シングル ¥ 34,485
商品詳細 ショップへ行くマニ・フトン・CAMO シングル ¥ 28,118
商品詳細 ショップへ行くエアウィーヴ
エアウィーヴは寝返りの打ちやすさを重視する方、暑がりの方におすすめです。
水洗いができますので、マットレスを常に清潔に保ちたいと考えている方にもぴったりです。
オーバーレイタイプなら6万円台から、マットレスも10万円程から購入が買うです。ちなみにふるさと納税の返礼品にもなっています。
ベッドマットレスS01 シングル ¥ 99,000
商品詳細 ショップへ行くエアウィーヴ 01 シングル ¥ 71500
商品詳細 ショップへ行くエアウィーヴ smart 025 シングル ¥ 27,500
商品詳細 ショップへ行くモットン
モットンは腰痛持ちの方、マットレスを長く試したい方に向いています。
ウレタンのマットレスはヘタりやすいといわれていますが、モットンは耐久性についてもテスト結果を公開しているので長く使うことができそうですね。
モットン 高反発マットレス レギュラー シングル ¥ 39,800
商品詳細 ショップへ行くマニフレックス、エアウィーヴ、モットンのマットレス比較表
マニフレックス | エアウィーヴ | モットン | |
---|---|---|---|
会社 | マニフレックス社 | 株式会社エアウィーヴ | 株式会社グリボー |
創業 | 1962年 | 2004年 | 2015年 |
素材 | 独自開発のウレタンフォーム「エリオセル」 | 独自開発の「エアファイバー」(ポリエチレン樹脂) | 高反発ウレタン |
寝心地 | フィット感と適度な反発力 | 寝返りが打ちやすい | 硬めの寝心地 |
洗濯可否 | × | 〇 | × |
製造 | イタリア | 日本 | 日本 ※以前は中国だったようですが、2019年から日本になりました。 |
販売 | ネット 店舗 | ネット 店舗 | ネット |
返金保証 | なし | 30日間 | 90日間 |
保証期間 | 3年~15年 | 3年 | なし |
復元率 | 記載なし | 表記なし | 96% |
硬さ | 70-200 | 記載なし | 100・140・170 体重によって目安がある |
密度 | 28-75kg/㎥ | 記載なし ※ファイバーなので見極めることができない | 31.1 |
種類 | 30種類 マットレス 16 三つ折りマットレス 8 フトン・レイ 8 | 17種類 マットレス 6 マットレスパッド 7 敷布団 4 | 1種類 |
価格(シングル) | スーパーレイEX:45,980円(税込) | 66,000円(税込) | 39,800円(税込) |
厚み(シングル) | 6cm | 6cm | 10cm |
重さ(シングル) | 7kg | 7kg | 約7.5kg |
収納 | メッシュ・ウィングなら折りたたみOK | マットレスパッド、敷布団は収納OK | 押し入れ収納OK |
メリット | 世界最大の寝具ブランドという安心感 保証期間が長い 高級感、重厚感のあるデザイン | 通気性がいい 水洗いができる 実店舗で試し寝ができる | 硬さを3種類から選ぶことができる 90日間返金保証がある 日本人の体型に合わせて作られている 品質や耐久性の表示がある |
デメリット | 不良品で無い限り返品ができない イタリア製のため仕様の基準がイタリアである | 熱に弱い 冬に寒いと感じる場合がある | 品質保証がない ネット販売のみなので試し寝ができない |
枕も高反発がいい?
寝返りの打ちやすさから高反発マットレスをご検討の方は、枕も高反発がいいのでは?とお考えになるかと思います。マニフレックス、エアウィーヴ、モットン、どのブランドも高反発枕を販売していますので、それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。
高反発枕の特徴、選び方
マットレス同様、高反発素材を使った枕は低反発に比べ首や肩へのフィット感は若干得にくいものの、寝返りが打ちやすいという特長があります。低反発枕に比べると、高反発枕のラインナップはまだ多くありませんが、肩こりや腰痛に悩んでいる方は試す価値があると言えます。
高反発枕を選ぶ際には、フィット感のあるもの、適切な高さのものを選びましょう。首と枕の間に隙間が空きすぎると、肩が緊張し、リラックスして眠ることができません。カッティングが工夫されているもの、調整用のシートがついている商品であれば、自分の好みのフィット感、高さを作ることができるでしょう。
マニフレックス、エアウィーヴ、モットンの枕比較表
マニフレックス | エアウィーヴ | モットン | |
---|---|---|---|
商品名 | ピロー グランデ | エアウィーヴ ピロー スタンダード | 高反発まくら「モットン」 旧: めりーさんの高反発枕 |
価格(税込) | 18,783円 | 15,180円 | 17,800円 |
サイズ | 幅約70cm×長さ約45cm×高さ約12cm | 幅約56 × 長さ約40 × 高さ約7~11cm | 幅約55× 長さ約40 × 高さ約3~11cm |
特徴 | 頭を乗せる位置や方向を選ばないノンシェイプタイプ コンパクトに収納できる | 水洗いOK 高さ調整が可能 | やわらかめ・かためから選べる 高さ調整が可能 |
返金保証 | なし | 30日 | 90日 |
保証期間 | 3年 | 1年 | なし |
どれも価格は同じくらいですね。サイズはイタリア製のマニフレックスのみやや幅が大きく作られています。高さ調節ができるのはエアウィーヴとモットンです。
モットンは上下で高さが異なりますので、調整幅も3~11cmと広めに設計されています。
返金保証や保証期間はそれぞれマットレスと同じように設定されています。
まとめ
ブランドの歴史の長短は違えど、独自開発の素材や特徴があり、なかなか一つに決めるのは難しいですね。
硬さや密度の参考値をお伝えしましたが、体格や筋肉量によっては感じ方が違いますので、ショールームで実物を見ることができる場合は必ず試し寝をしてみてくださいね。
- エリオセルの特徴は「硬すぎず、柔らかすぎない、高反発」
- エアウィーヴの特徴は「日本人向けに考えられた高反発マットレス」
- モットンは90日間の返金保証が魅力
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