折りたたみポケットコイルマットレスの特徴は?おすすめ商品も紹介
低反発や高反発のマットレスを聞いたことがあっても、ポケットコイルマットレスという種類になじみがない人もいるのではないでしょうか。
ここではポケットコイルマットレスとは何か、折りたたみできる商品の特徴や選び方について解説します。
- 折りたたみポケットコイルマットレスの特徴と選び方
- 体圧分散性に優れた構造と、振動が伝わりにくい利点
- おすすめの折りたたみポケットコイルマットレス商品の紹介
- 使わない時に収納したい人
- 体圧分散性や快適な寝心地を求める人
- 折りたたみポケットコイルマットレスを購入検討中の人
- 折りたたみポケットコイルマットレスの選び方を見たい方はこちらをクリック>>
- おすすめの折りたたみポケットコイルマットレス4選を見たい方はこちらをクリック>>
ポケットコイルマットレスとは
マットレスにはさまざまな種類があり、そのうちの一つが『ポケットコイルマットレス』です。まずは、どのような特徴を持つマットレスなのかを見ていきましょう。
中のコイルが一つずつ布にくるまれている
ポケットコイルマットレスとは、『小さなスプリングコイルが一つずつ布で包まれた構造』になっているマットレスです。
コイルを使用したマットレスの種類には『ボンネルコイルマットレス』というものもありますが、ポケットコイルと比べると、中に入っているコイルの数や形が異なります。
ボンネルコイルは、大きなコイルを面で連結した状態になっていることが特徴です。ポケットコイルと比べると、コイルが大きく数が少なく、体圧分散性ではポケットコイルに劣ります。
低反発マットレスはポケットコイルと同様に体圧分散性は優れていますが、低反発マットレスは通気性がよくありません。通気性や蒸れにくさではポケットコイルが優れているでしょう。
体圧分散に優れ寝心地がいい
ポケットコイルは体を細かい点で支えることで、体圧を分散させて、快適な寝心地を生み出します。体の重量を均等に分散させ、肩・腰・足など体の一部に負担が集中しにくくしているのです。
また、一つ一つのコイルが独立した袋に入っているため、振動が伝わりにくいのも特徴といえます。
隣で人が寝ている場合でも、振動が連動しにくいため、マットレス全体の軋みが少なく、睡眠の妨げになりにくいでしょう。
折りたたみポケットコイルマットレスの特徴
マットレスの中には折りたたんで収納できる商品もあります。来客用に使用したり、部屋を広く使いたい人にはぴったりの商品です。どのような特徴があるのか、詳しく紹介します。
不要な時は収納可能
折りたたみマットレスは、『使わない時はコンパクトに収納できる』ことがメリットです。
折りたたみができないマットレスは、収納することが困難なため、常に出しておくケースが多いです。使わない場合にも、収納することができずに出しっぱなしになってしまうケースもあります。
折りたたみマットレスは、折りたたむとコンパクトになるため、収納場所にも困りにくく、使わないときに押し入れなどにしまえます。また、持ち運びも簡単に可能なので、引っ越しなどでも手間がかかりません。
また、マットレスは湿気を逃すために定期的に動かすことが大切です。折りたたみできるものであれば、動かしやすいでしょう。
折りたたみマットレスの中では重量が重め
ポケットコイルマットレスは、折りたたみマットレスの中でも重量があります。ウレタン素材と比べると、スプリングや包む布の重量があるためです。
商品やサイズにもよりますが、20kg以上あるマットレスがほとんどです。低反発マットレスなどのマットレスの場合、ほとんどが10kgを下回り、重くても20kg前後しかありません。
折りたたみできることで持ち運びしやすくはなります。
しかし一人での持ち運びは現実的ではありません。持ち運びは二人で行うとスムーズでしょう。
折りたたみポケットコイルマットレスの選び方
マットレスを購入する機会はそう何度もあるものではありません。そのため、どのように選べばよいか、わからない人も多いでしょう。ここでは折りたたみポケットコイルマットレスの選び方について解説します。
10cm以上の厚みがあるタイプだと快適
ポケットコイルマットレスの快適さに大きく関わるのが、厚みです。厚みがない場合、体重に耐えきれず、体が床に触れてしまうことがあります。
特に折りたたみ式の場合、持ち運びのしやすさを考えて、厚みがないものも少なくありません。そのため、寝心地がよくない商品も中にはあります。
コイルの質や数にもよりますが、10cm以上あるマットレスであれば、十分な耐久性があるものが多めです。
耐久性が高いものを選ぶ
折りたたみポケットコイルマットレスを選ぶポイントは耐久性が高いものを選ぶことです。具体的には以下の点が影響します。
- マットレスの厚み
- ポケットコイルの質
- ポケットコイルの密度
ポケットコイルの質と密度が高く、厚みがあるものほど耐久性が高くなる傾向にあります。特に折りたたみマットレスは持ち運びのしやすさを考え、上記の三つが犠牲になっていることが少なくありません。
寝心地にこだわるのであれば、上記を意識して選びましょう。
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おすすめの折りたたみポケットコイルマットレス4選
ポケットコイルマットレスで実際にどのような商品を選べばよいか、迷う人も多いのではないでしょうか。そこで、ここではおすすめの折りたたみ商品を四つ紹介します。
ニトリ 三つ折り薄型ポケットコイルマットレス(シングル)
ニトリの三つ折り薄型ポケットコイルマットレスは、やや硬めの寝心地が好きな人におすすめのマットレスです。線形2.3mmのコイルが約351個使用されており、体重をしっかりと支えます。
ウレタンの入ったボリューム感のあるキルティング生地が表裏に使われているので、硬めの寝心地ながらも、ゴツゴツとした肌触りを感じにくく、心地よい眠りを得やすいでしょう。
10cmと十分な厚みがあり、体が床に着いてしまうこともありません。また、側面に3Dメッシュ生地を採用しているため、通気性も確保されている点もポイントです。蒸れにくく、快適に寝られるでしょう。
タンスのゲン 三つ折り 圧縮梱包 ポケットコイルマットレス シングル
タンスのゲンで発売されている三つ折りポケットコイルマットレスは、厚みが10cmを超える厚みがあり、耐久性があるマットレスです。
反発力や耐久性に優れたコイルが約450個ほど敷き詰められています。またフレーム部分をなくしていることも特徴で、寝るときに継ぎ目が気になりにくい設計になっています。
長持ちするマットレスが欲しい人に特におすすめの商品です。
ベッドアンドマットレス 三つ折り ポケットコイルマットレス
ベッドアンドマットレスの三つ折りポケットコイルマットレスは、17cmと十分な厚みのある、寝心地にこだわったマットレスです。
約570個のポケットコイルでしっかりと体圧を分散させます。表面には伸縮性に優れたニット生地を採用し、肌触りのよさもポイントです。
側面には3Dメッシュ素材が使われており、通気性が確保できるように設計されています。約29kgとやや重めなため、移動は2人程度で行うとよいでしょう。
ビックスリー 三つ折りポケットコイルマットレス
ビックスリーの三つ折りポケットコイルマットレスは、汚れにくく耐久性のあるポリエステル生地が表面に使われている商品です。
約450個のコイルでしっかりと体重を支え、体のカーブにフィットしやすいように設計されています。17cmと厚みも十分なので、体が床に着いてしまうようなこともないでしょう。
ブラウンとホワイトの2色展開なので、好みに合わせてデザインを選べます。
まとめ
折りたたみポケットコイルマットレスは、不織布で包まれたコイルがマットレス内部に敷き詰められており、体圧分散に優れた特徴を持っています。
睡眠中の体をしっかりと支えてくれるので、安定感のある寝心地を得られやすいでしょう。また、低反発マットレスと比べると通気性がよい商品が多めなのも特徴です。
やや重量のある商品もありますが、折りたたみではないポケットコイルマットレスよりも軽めな商品が多いため、持ち運びも比較的簡単に行えます。来客用のマットレスや、予備のマットレスを探している人にはぴったりの商品といえるでしょう。
厚みや使用されているコイルの数に注目して商品を選ぶと失敗を減らせます。
寝心地の好みやニーズに合わせて、最適な商品を選びましょう。
- 折りたたみ可能で収納に便利なポケットコイルマットレス
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