シングルウォーターベッドの特徴と魅力は?メンテナンスは不可欠
ウォーターベッドは、その名の通り、水の入ったバッグの上に寝るタイプのベッドです。
水の浮力を利用した寝心地には特別感がありますが、維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
メリットやデメリット、おすすめの商品などを紹介します。
シングルウォーターベッドの特徴、魅力、およびメンテナンスの必要性
ウォーターベッドの種類、初心者向けと独特の寝心地を好む人向けのタイプ
シングルウォーターベッドの選び方とおすすめ商品
- ウォーターベッドに興味がある人
- 独特の寝心地を求める人
- ウォーターベッドの購入を考えている人
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ウォーターベッドとはどんなベッド?
コイルを使用したマットレスや、ウレタンフォームなどのノンコイルマットレスに比べると、ウォーターベッドは一般的なベッドのタイプとはいえず、やや珍しい商品といえます。
しかし、他のベッドでは体験できない、独特の寝心地に魅力がある高級寝具です。硬すぎず柔らかすぎない寝心地を目指せる寝具として、ホテルなどでも採用されています。
まずはどのようなベッドなのか、ウォーターベッドの基本情報を見ていきましょう。
マットレスに水が入ったベッドのこと
ウォーターベッドとは、マットレス部分に綿やコイル、ウレタンではなく水が入ったベッドのことです。
通常のベッドのように、フレームの上にウレタンで包まれたウォーターバックの入ったマットレスを置くタイプと、フレームで囲まれた中に水だけが入ったウォーターバックを入れるタイプがあります。
前者の方が通常のベッドの感覚に近く、ウォーターベッド初心者にも使いやすいといわれています。後者は水の浮力を直接感じられるので、宙に浮いたような寝心地を体験できるでしょう。
水の浮力で体を支える
スプリングベッドは沈み込む重力によって体を支えますが、ウォーターベッドは水の浮力を使って体を支える仕組みのベッドです。
プールやお風呂などで、人間の体はふわりと浮きます。ウォーターベッドでも、同じように包み込まれるような感覚を得られるのです。また、包み込まれるだけでなく、水の浮力で体をしっかりと支えてくれます。
コイルのゴツゴツした感触が苦手な人にもぴったりなベッドといえるでしょう。
ウォーターベッドの魅力
ウォーターベッドは、従来のベッドにはない特徴を持つ寝具です。内部構造に工夫が凝らされているため、これまでにない寝心地を味わえるでしょう。ここでは、ウォーターベッドの魅力を紹介します。
体にフィットする寝心地
人間の体は、腰や頭、背中に至るまで、多くの凹凸があります。スプリングタイプのベッドの場合、低反発・高反発のウレタン素材のものはある程度カバーしてくれますが、どうしても隙間が空いたり、沈みすぎたりしてしまいます。
水であれば、流動性がありますので、そういったデメリットがありません。ボディーラインに合わせて自由に形を変えるので寝心地よく、体にフィットする感覚こそがウォーターベッドならではの魅力なのです。
体によくフィットするため、体にかかる部分的な負荷が軽減できる点も特徴といえます。
寝返りの回数を減らし熟睡できる
スプリングマットの場合、体の重たい部分の方が軽い部分よりも負荷がかかりやすくなります。そのため、重い部分にしびれが起こり、寝姿勢を維持できずに寝返りを打ってしまう場合があります。
寝返りは睡眠に必要な行為ではありますが、このように不快感を感じていることから起きる寝返りは減らした方が快適です。場合によっては、寝返りを打つたび睡眠が浅くなり、起きてしまったり、眠っても疲れが残ってしまったりするかもしれません。
ウォーターベッドならば、水の浮力によって体圧が分散されます。
流動性も相まって体とベッドとの間に隙間がなくなることで、体は負担を感じづらくなり、寝返りの回数を減らしやすくなるのです。
ウォーターベッドのデメリットと注意点
ウォーターベッドは機能的なベッドではありますが、どんな人にもおすすめできるわけではありません。ウォーターベッドのデメリットと注意点をしっかり把握してから、購入を検討しましょう。
価格相場は高めで、維持費もかかる
ウォーターベッドの難点の一つが、価格が高いということです。もともと特殊な技術で作られているため、量産がしにくいというのも価格高騰の要因なのですが、もう一つの要因が、ウォーターベッドは基本的にマットレス単体で発売されないという点です。
そのため、フレーム代込みで安くても数十万円がかかってしまいます。
また、ヒーターで温めて使うため電気代がかかります。引っ越しなどで水を抜く場合は業者に依頼しなくてはならず、維持費もかかってしまうのです。
重量があり搬入や移動が大変
ウォーターベッドは重量があり、搬入や移動が大変なのもデメリットです。ウォーターベッドに使う水は小さいサイズのものでも約200kg、大きいサイズにものだと約1tになるものもあります。
そのため、自分で搬入することはできません。模様替えなども、自力では困難です。
また、引っ越しのときなども水を抜かないといけませんが、それも自分ではできません。移動したい場合はその都度業者を呼ばないといけないので、手間と費用がかかってしまうのです。
定期的なメンテナンスが必要
ウォーターベッドを使う際は、定期的な水のメンテナンスを行う必要があります。水はそのままにしておくと腐ってしまうため、年に1度防腐剤を注入しなければなりません。手間自体はそれほどかかりませんが、忘れずに行う必要があります。
ウォーターベッドを購入した業者で行ってくれる場合もありますし、定期メンテナンスを行う専門業者もいます。
メーカーによってはメンテナンスの定期契約もあるので、そのようなサービスを利用するのも忘れずに行う手段として有効です。
ウォーターベッドを選ぶポイント
体格には個人差がありますし、コスト面での問題もあるため、どの人にとっても都合がよいベッドというものは存在しません。1人ひとりに合ったベッドを選ぶことが大事です。ここでは、自分に合ったウォーターベッドの選び方を紹介します。
種類は大きく2タイプ
ウォーターベッドは大きく分けて2種類に分けられます。ハードサイドタイプと、ソフトサイドタイプです。どちらのタイプも、頭から足の先まで見ずに包まれて眠ることができますが、寝心地に差があります。
試し寝してみるなどして、自分が好きなタイプを購入しましょう。価格感はどちらもそれほど変わりません。どちらのタイプにどのようなメリットがあるのか、下記で、詳しく解説していきます。
初心者向けはソフトサイド
ソフトサイドタイプのウォーターベッドは、ウレタンのマットレスの中にウォーターバッグを入れたものをベッドフレームの上にのせて使います。
ウォーターバッグ自体をウレタンが包み込むので、水特有のゆらめきはあるものの、ハードサイドタイプに比べると硬めの寝心地です。そのため、初めてウォーターベッドを使う人や、揺れに慣れていない人はこちらを使うとよいでしょう。
独特の寝心地を好むならハードサイド
ハードサイドタイプは、水を入れるウォーターバッグをサイドを囲むベッドフレームの中に入れ、そこに水を注入してマットレスとして使うタイプのウォーターベッドです。
もう一つのソフトサイドよりも、水の上に直接乗るイメージなので、柔らかい寝心地が特徴です。
水に浮いているような感覚を得られ、ゆらゆらと揺れながら眠ることができます。
シングル用おすすめウォーターベッド
日本でウォーターベッドを取り扱っているメーカーは、コイルを使用したマットレスに比べると少なめです。そのため、選択肢の幅はそこまで広くありません。また、フレームがセットになっている商品が多いことにも注意が必要です。
ここからは、おすすめのシングルサイズのウォーターベッドを紹介していきます。
家具の里 特価フレームウォーターベッド Sサイズ
オーク材を使ったシンプルな木製のウォーターベッドです。水の浮力で体を優しく包み込み、心地よい眠りへと誘ってくれます。ミディアムオーク・ナチュラルオークの2種類のカラーから選べるので、部屋のインテリアに合わせてセレクトしましょう。
ヒーター付属で年中快適温度を保ってくれますので、夏の暑いときはひんやりと、冬の寒いときはぬくもりあるベッドになります。
正式に注文してから商品製作に入る受注生産品なので、到着までに時間を有する点には注意が必要です。
家具の里 ウォーターベッド ウォータースピリッツ01
ボリューム感のあるカーブ形状のヘッドボードと、木目と色合いが美しくなるようこだわった突板が特徴のウォーターベッドです。ベッドフレームは職人が一つひとつ手作りしており、各部分の色目が合うように繊細に作られています。
ベッドマットレス部分には、肌触りのよいダイヤモンドキルトのカバーが採用されており、水の心地よい感触をしっかりと楽しめます。
3層のカバーで水漏れ対策もしっかりされているので、安心して利用可能です。
- 商品名:家具の里 ウォーターベッド ウォータースピリッツ01
- 楽天:商品ページ
ウォーターワールド MORNING FLOWER 4
今回ご紹介する三つの中で、最も価格の高い商品です。天井は広いスペースが設けられており、PCやタブレット、雑誌などを置いておけます。
タッチセンサー付きのLED照明も付いているので、別途ダウンライトを購入する必要はありません。張地は塩化ビニルなのですが、好みやインテリアの雰囲気に合わせて6色から選べます。
マットレス部分には、ゆらぎの少ない寝心地が特徴の『ボディートーンエックス1575』を採用しており、ウォーターベッドが初めての人にも安心感を与えてくれルでしょう。
まとめ
ウォーターベッドは、コイルを使用したマットレスにはない、水にふんわりと浮いているような寝心地が魅力的なベッドです。
しかし、他のタイプのベッドと比較すると価格が高めなため、購入には慎重な判断が必要といえます。また、定期的なメンテナンスが必須なので、そこでもコストがかかる点にも注意しましょう。
インターネットなどで事前に価格帯をしっかり調べたうえで、実店舗で寝心地を確認してから購入するのもよい手段です。高価な買い物なだけに、失敗しないよう、十分なリサーチをしてから決定すると失敗を減らせます。
ウェブショップでは送料や組み立てが無料になっている商品も販売されています。
商品価格だけではなく、設置にかかる費用も考慮しながら、自分に合った商品を選びましょう。
シングルウォーターベッドの特徴、魅力、およびメンテナンスの必要性
ウォーターベッドの種類、初心者向けと独特の寝心地を好む人向けのタイプ
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