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布団のカビ対策のベストな方法は?簡単にできる予防の方法も紹介

布団のカビ対策のベストな方法は?簡単にできる予防の方法も紹介

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布団に黒いシミのような点を見つけたら、それはカビかもしれません。不快なのはもちろん、健康への悪影響も懸念されるため、早めの対応を心掛けましょう。布団のカビ対策に有益な方法や、普段から習慣化したいカビの予防策について紹介します。

目次

カビ臭い布団はそのままにせず対策を

布団にカビが生えるのは、決して珍しいことではありません。わずかでもカビを見つけたら、早急な対応が必要です。

しかしなぜ、カビは「布団に生えやすい」といわれるのでしょうか。布団にカビが発生しやすい理由を紹介します。

布団の内部はカビの生育に最適な環境

布団にカビが生えるのは、人が使っている布団内部はカビが好む環境になりやすいためと考えられます。

一般に、カビが生えやすいのは次のような環境だそうです。

  • 湿度80%以上
  • 温度20~30℃
  • 養分が豊富

布団が湿気やすいのは、主に人の寝汗や床との温度差が原因です。布団を乾燥させずに放置すると、内部はカビの好む高湿度となります。

また、人の体温でほどよく高温になった布団の中は、カビの生育に最適な環境といえます。髪の毛や皮脂、垢などがあり、カビの栄養源も豊富です。

カビの発生条件を全て満たせば、カビが生えるのも当然といえるでしょう。

布団のカビ対策はクリーニングが理想的

カビは胞子を飛ばしており、これを吸い込み続けるとアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、喘息などを発症する恐れがあるといわれます。

特に、免疫力が低いとされる高齢者や小さい子どもは、より深刻なダメージを受けかねません。布団のカビは放置せず、徹底的に取り除くのが望ましいといえます。

カビ取りの方法はさまざまありますが、やはりおすすめなのは専門業者に依頼することです。

カビの生えた布団を専門のクリーニング店に依頼した場合の工程や、ポイントを紹介します。

専門設備と丁寧な作業でしっかり落とす

布団に付いたカビは目に見えるものが全てとは限りません。初期段階のカビは肉眼で見えず、無数に存在している可能性があります。

こうした見えないカビまで落とすには、専門設備と技術を持ったプロに任せるのが一番です。(色素沈着やカビの程度によっては落ちないものもあります。)

ある布団専門クリーニング店のクリーニング手順を見てみましょう。

  1. 布団の状態をチェック
  2. 専用溶剤を使用してシミ抜き
  3. 洗濯機械で洗浄・脱水
  4. 時間をかけて温熱乾燥
  5. 復元機で布団の柔軟性を戻す
  6. ダニの死骸を吸引する
  7. 検査・梱包・返却

布団のカビに効果的な専用溶剤や特殊な洗濯機械は、専門店にしかないケースがほとんどです。「徹底的なカビ対策を望むなら、専門のクリーニング店に依頼するのが無難」というのはこのためです。

ドライクリーニングではなく水洗いを選んで

布団のクリーニングでは、やはり布団の『傷み』が気になります。

布団のダメージを減らすため、クリーニングの際「ドライクリーニングで」とお願いしてしまう人もいるかもしれません。

しかし、内部にまで根を張ったカビをきれいにするためには、布団全体を水で丸洗いする必要があります。

布団のクリーニングでは水洗いが基本と承知しておきましょう。

布団クリーニングの理想的な時期や頻度

布団をクリーニングに出すのに適した時期は、『布団の衣替え』をする時期です。

多くの家庭は、夏に入ると薄手の布団やタオルケット、冬になれば厚手の布団に毛布、と使い分けているのではないでしょうか。

このように布団を変えるタイミングで、使わなくなる布団はクリーニングに出しましょう。きれいになって返ってきた布団を適切に収納すれば、次に使うとき心地よく使えます。

クリーニングの頻度としては『シーズンごとに1回ずつ』を目安とするのがおすすめです。

ただし、羽毛布団はほかの布団よりもダメージリスクが高いといわれます。羽毛布団のクリーニングは3~5年に1度くらいがおすすめです。

家でできるカビ取り方法も紹介

すぐに布団を使いたかったり、どうしてもクリーニング店に出す時間がなかったりすることもあるでしょう。そんなときは、家庭でできるカビ取り方法を試すのも一つの手です。

専門店ほど完璧な仕上がりは望めませんが、『とりあえず』の応急処置にはなるかもしれません。

自宅でできるカビ取り方法について、見ていきましょう。

重曹と消毒用エタノールを使った方法

重曹水とエタノール水を作ってカビ部分に吹き付けることで、カビの除去が期待できるといわれます。

まず重曹は、弱アルカリ性の食品添加物です。皮脂やタンパク質などを溶かす性質があるといわれ、キッチン掃除などに多用されます。カビ取りに使うときは、ぬるま湯100mlに対し小さじ1杯を入れ、重曹水を作っておきましょう。

一方エタノールはアルコールの一種で、水に溶けやすい性質があります。殺菌作用があるため、消毒・殺菌効果が期待できます。

カビ取り前にエタノール80mlに対し水20mlを入れてエタノール水を作ります。

これらを使ったカビ取りの手順は以下の通りです。

  1. 湿らせたキッチンペーパーで布団表面のカビをぬぐい取る
  2. カビ部分に重曹水を吹き付け、汚れが浮き上がるまで数分間放置する
  3. 重曹水を含ませたスポンジで布団表面をなで洗いする
  4. 天日に干す
  5. エタノールスプレーを吹き付けて殺菌する

殺菌処理が終わったら、風通しのよい場所で布団を乾燥させて完了です。

オキシクリーンを使った方法

「オキシクリーン』とは、主に衣類のシミ・汚れに有益な酸素系漂白剤です。衣類以外にも洗濯槽の掃除やお風呂場のカビ取りなど、多方面でさまざまな使い方が紹介されています。

このオキシクリーン使って布団のカビ取りをする際は、スプレータイプのオキシクリーンか、本体に付属している計量カップ1オンス(=約28g)に水1Lを加えた「オキシクリーン水」を用意しておきましょう。

カビ取りの手順は以下の通りです。

  1. 布団のカビにオキシクリーンをスプレーする
  2. スポンジやキッチンペーパーでたたくようにカビを拭き取る
  3. 風通しのよい場所に干し乾燥させる

汚れを徹底して落としたい場合は、スプレー後1時間程度放置するのもおすすめです。

布団用のカビ取り剤を使った方法

カビによるダメージが比較的大きい場合は、カビ取り剤を使用するのがよいでしょう。布団OKのカビ取り剤をカビに直接スプレーすれば、カビ撃退の効果は大きいでしょう。

しかし、カビ取り剤を色柄ものの布団にスプレーする際は十分な配慮が必要です。

布団用のカビ取り剤は以下の手順で使いましょう。

  1. 布団の目立たない部分にカビ取り剤を吹きつけ、10分程度放置する
  2. 特に色柄に変化が見られない場合は、カビ取り剤をカビ部分に噴射する
  3. 10分程度放置してカビの様子を見る
  4. カビが消えていたら布団を干して乾かす

布団に使えるカビ取り剤はさまざまありますが、『色柄ものは不可』などと明記してあるものも少なくありません。

使用前に用法・注意事項を必ず確認しておきましょう。

布団のカビ予防の基本をチェック

布団のカビをきれいにできたとしても、布団を適切に扱わなければカビはまた生えてしまいます。

きれいで心地よい布団で眠れるよう、基本的な布団の使い方・お手入れをチェックしておきましょう。

小まめに天日干しや陰干しをする

小まめな天日干しや陰干しは布団の湿気対策に有益です。

まず天日干しは、湿度が低く晴れた日の10時から14時の間で、2時間程度行いましょう。布団内部の湿気が放出され、心地よく眠りやすくなります。15時以降や雨の日、雨の次の日は空気に湿気が多く含まれるので、避けた方が無難です。

また、強い紫外線は布団に少なからずダメージを与えるといわれます。布団を干す前にタグなどを確認し『カバーを付ける』『長時間干さない』などの注意事項を守るようにしましょう。

一方、厚みのある布団の日常のケアとしては『しまう前に布団を横にして立てておく』こともおすすめです。立てて寝汗の水分などを放出することが、カビの抑制につながるはずです。

布団の下にすのこや除湿パッドを敷く

布団の下にすのこや除湿パッドを敷くと、布団に湿気がこもるのを防いだり吸湿したりしてくれます。

一般に、布団が湿ってしまうのは人体の暖気と床の冷気がぶつかって湿気が生じるためといわれます。

これを防ぐには、すのこを敷いて布団の下に空気の通り道を作ったり除湿パッドで布団の湿気を吸い取ったりするのが有益です。

特に、フローリングや畳の床に布団を直置きしている場合は湿気が生じやすいといわれます。早急にすのこまたは除湿パッドの使用を検討した方がよいでしょう。

布団の上に敷きパッドを敷く

就寝中にかいた寝汗はパジャマやシーツを通して布団まで吸収されます。寝汗の浸透を防ぐため、敷布団は敷きパッドを敷いて使うのもいいでしょう。

敷きパッドは、表地のバリエーションが豊富なのが魅力です。季節に合わせた暖かさや厚さを選べるため、快適な寝心地を得やすくなります。

カバー類は小まめに洗濯する

カビの繁殖を防ぐ上で、カバー類の清潔を保つことも重要です。

布団に付着した皮脂や垢、汗などはカビの栄養源となります。使用しているカバー類は1週間に1度程度は洗濯するようにしましょう。

ただし寝汗をかきやすい夏などは、汗をかいたら都度洗うのがおすすめです。

さらにカビを予防するには

「でき得る限りのカビ対策を」という場合は、とにかく「布団に湿気をこもらせない」ことが有益です。

カビ予防を徹底させたいとき、取りたい対策を紹介します。

布団乾燥機を使って乾燥させる

布団に湿気がたまるのを感じたら、布団乾燥機の使用がおすすめです。布団がカラッと乾燥し、湿気を感じにくくなります。

ただし、布団乾燥機は生えてしまったカビを死滅させることはむずかしいのが現状です。

一般にカビを死滅させるには『80度で30分程度の加熱処理』が必要といわれます。これに対し、家庭用布団乾燥機の最高温度は約70℃程度のものが一般的です。高温の加熱処理ができない布団乾燥機は、あくまでも『カビ予防としての使用』がおすすめです。

また、布団の素材によっては布団乾燥機が使えないケースもあります。例えば、ウレタン製のマットレスは熱に弱く、布団乾燥機の使用は推奨されていません。

布団乾燥機を使用するときは乾燥OKの素材かどうかを事前に確認しておきましょう。

洗える布団ならコインランドリーも有効

コインランドリーなら、布団を丸洗いして乾燥させることができます。特に乾燥機のパワーは絶大で、最高温度は約80℃になるものも珍しくありません。天日干しよりもしっかり乾かせる可能性は高いといえます。

ただし、羊毛や真綿100%の布団をコインランドリーで洗濯すると綿が崩れたり縮んだりする恐れがあります。コインランドリーを使用する際は、洗える布団かどうかを事前確認しておきましょう。

また『カビの死滅は理論上可能』といっても、乾燥機内で全ての面が均一に80℃以上になるとは限りません。

カビの発生状況によっても効果は異なるため、コインランドリーでの洗濯もあくまでも『カビの予防』であると承知しておきましょう。

まとめ

カビが生えた布団で眠ると、不快であるのはもちろん、健康にも悪影響があるかもしれません。カビを発見したら放置せず、早急な対応を心掛けましょう。

家庭でのカビ対策も可能ですが、おすすめはやはり専門のクリーニング店です。カビは根があるので、プロの施術できれいにしてもらうのがベターです。

また、カビが生えにくくなるよう、普段から布団の湿気対策に注力しましょう。手間暇をかけることがカビの抑制につながり、布団を長持ちさせられるかもしれません。

布団乾燥機やコインランドリーも上手に活用し、清潔な布団で眠りましょう。

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